Kindle版書籍の売上げ数は印刷版書籍の35%に達している
(2009/5/7、TechCrunch Japan)
教科書ないし新聞を読むのに利用する
大型Kindle発表会 で、
AmazonのJeff Bezosが語った最も驚くべきことは、
以下の統計情報に関するものだった。
すなわちKindle用の出ている本に関して言えば、
Kindle版の売上げは既に普通に印刷された
書籍形式のものの35%に達しているとのこと。
ほんの数ヶ月前は13%に過ぎなかった。
つまりAmazonで10,000冊を売り上げた
書籍があったとすれば、Kindle用のデジタル版が
3,500冊売れるということになる。
繰り返しておくが、Kindleで利用する
デジタル書籍の売り上げは、
Kindleの発売開始18ヵ月にして
物理的形態を持つ書籍の売り上げの35%
に達しているのだ。
この記事によれば、Kindle版書籍の売上数は、
印刷版書籍の35%に達しているそうだ。
それほどまで、印刷版からデジタル版に移っている
とは想像していなかった。
印刷版書籍は、紙ならではの良さもある。
しかし、この記事で紹介されている数字が本当であれば、
時代はデジタル版書籍へと移りつつあるようである。
大型Kindleの登場によって、
まずは、教科書に関連する業界に大きな影響を及ぼしそうだ。
日本でも同様の流れになるのだろうか。
【関連リンク】
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