- 葡萄物語 (集英社文庫)/林 真理子
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たまにはね、女の世界!って感じの本でも読もうかな、と。
本棚探してたらあったからさ。
洋一さんの実家はワイン工場と葡萄農園を経営していて、
映子さんは高校時代の憧れの先輩の洋一さんの元へ嫁ぐわけだ。
洋一さんと映子さんは結婚して6年経つのに子供がいないのね。
そこに学生時代のマドンナだった映子さんの同級生が、
離婚して東京から田舎へ子連れで戻ってきちゃうわけ。
どうやら洋一さんがそのマドンナと密会しているらしい、と。
またこのマドンナが魔性なんだわ、魔性っていうか悪女。
そんな心に隙間あって、毎日不満タラタラの妻、
映子さんは映子さんで東京からワイン工場を取材に来た、
編集の男の人に愛を告白され、心がグラグラなわけ。
ま、この場合、妻がよそに気が向いちゃうのは仕方ないよね。
田舎ゆえに不倫なんて大事件、そりゃもう大犯罪的な…
そいですったもんだありますよ、って話。
旦那のね洋一さんがね、ダメだね。
女心ってもんをまったく分かってない。
そして映子さんも自分に自信なさすぎ、遠慮しすぎ。
ま、そんな夫婦そろって外に目を向けちゃって、
なんだかんだ多少のドロドロもあって…って話。
もっとグッチャグチャになるかと思ったけど、
終わり方は私的にはまったく納得いってない。
数時間あれば読めちゃうので、暇つぶしにいいかも。
って、酷評だな、おいwww