近くて遠い親方



僕が若い時に初めてこの業界、清掃を教えてくれた親方夫婦は60を過ぎても今でもバリバリ現役の職人。



今は一緒に作業することが無くなってしまったけど、ずっと僕が見習いでいた頃と同じ様に、今も何も変わらず相手をしてくれる。自慢の親方。



一緒にいた時に親方の口から弱音は一度も聞いたことがない。



いつも僕が任された現場よりも、もっと大変な現場を親方夫婦がやっていた。僕が大変な時はたまに差入れ持って手伝いにも来てくれてた。



僕が困った時には、いつでも何時でも飛んで来てくれた。道でタイヤがパンクしただけで、駆けつけてスペアタイヤの交換をしてくれたこともある。



プライベートでも、バーベキューとか、海釣りとかサーキットとか連れてってくれたり、二人でドライブ行ったりもした。



一緒にいる時はいつもお昼に現場近くのラーメン屋に連れてってくれてご馳走してくれていた。



仕事は手取り足取り教えてくれる訳ではなく、見てやって盗んで覚えなさいスタイル。完全に背中を見ろ。って感じだけど、そんな素振りも見せない。



親方に褒められた記憶もない。覚えてないだけかな?たぶんそんな無いと思う。でも、怒る時は本気で怒ってくれる。マジで恐い。



同じ様にやりたくても出来ない理由があることは、あるけど、僕は親方に憧れて、あんな人みたくなりたくて、でもやっぱり何かとはハッキリと言えないが、親方はまだまだ先にいらっしゃる。



親方は風邪もひかないしコロナにもならなかったし、「俺が引退する時はポックリ行くときじゃないかなぁ?」とか言ってるけど、本当にそうなんじゃないかと心配すら覚える。



まだまだ未熟過ぎるけど、今の僕を作り上げたのはこんな自慢の親方だ。甘えるのはカッコ悪いかも知れないが、僕が仕事で唯一、全力で甘えられる身近な存在。


今日、久し振りに電話かけて話して癒された(笑)


近々、ご飯誘ってみよっと。^ ^

久し振りに一緒に同じ現場とか作業したいなぁ


現場で昔よりかは成長した僕をみても、

そう簡単には褒めてくれないだろうなぁ〜(笑)



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