タイトル通り、ぶっ壊れバージョンです。悲しき意味で本編では蓮はぶっ壊れたましたが、正しい意味でぶっ壊れた蓮さんが登場します。それでもよろしい方はどうぞ。
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
エラーになって帰ってきたメール。
それをただ俺はしばらく呆然と見ていたけど…。
「…くっくくく…。」
そうか…そんなに君は俺と距離を取りたいんだ…?
そうか…くすくす…。
うん、いいよ?
受けて立とうじゃないか!!
地獄の果てまで、追いかけまわす、君を!!
——こうして、キョーコの知らないとこでコングはなった——
「やぁ、最上さん。」
その翌日、俺は社さんに協力してもらって、徹底的に彼女のスケジュールを調べた。
何故か知らないけど、社さんは涙目になりながら、怯えてたけど。
「つ、敦賀さん!?」
最上さんは驚いたように俺を見る。それもそうだろう。なにせ…。
「もちろん、君に会いに来たんだよ?」
「い、いや、そういうことじゃなくてですね!!ここがどこだが分かってますよね!?」
なにせ、ここは女性しか入れない女子トイレだし?
「うん、分かってるよ?」
「わ、分かってないです!!つ、捕まりますよ!?」
「大丈夫だよ。掃除中の看板を出したから。」
「そ、そういう問題じゃないですよ、敦賀さん!!」
「どうでもいいよ、そんなこと。」
「ど…!?」
「それよりも、君は俺のことを避けてるのかな?」
「…へ?」
「近頃、依頼しても引き受けてくれないし、俺と離してても上の空だし、挙げ句の果てには、昨日メールしたのにエラーが帰ってくる。」
あれがどれだけ俺がショックだったか、分からないだろ君には。
「…つまり、何が仰りたいんですか?」
「だからっ。」
「確かに私はここのところ、敦賀さんを避けてました。」
や、やっぱりそうだったのか…!?
「でも、玄関は敦賀さんにあります。」
「え…?」
「私、以前に敦賀さんの家にお邪魔したとき、花をおくりましたよね?」
「う、うん。パンジーの花…。」
「敦賀さんは、パンジーの花言葉をご存知ですか?」
「パンジー…?」
「…やっぱりご存じじゃないんですね…精一杯の勇気だったのに…。」
落ち込む彼女。可愛いな…。
なんで落ち込んでるのかは、分からないけど…。
ん?精一杯の勇気?
「最上さん、どうしてアレを渡すのに勇気がいるの?」
「それは…。」
疑問を聞けば、最上さんは頬を染める。
か、可愛い…今すぐ、抱きしめたいけど、我慢だ。我慢。
流石に女子トイレで彼女を抱きしめるのは良くない。
「…ここで花言葉の意味を調べていい?」
「へ!?い、いや、あの…っ。」
あわあわとする彼女。うん、可愛い。
問答無用で、俺は携帯で花言葉の花言葉を調べる。
出てきた意味に俺は頬が緩みすぎて、溶けるのではないかと思った。
パンジーを人に贈る意味は“私はあなたを想う”と言う意味。
「も、最上さん。」
「は、はい!」
「俺も君にパンジーを贈りたいな。」
「…!」
「好きだよ、最上さん。ごめん、花言葉を知らなくて…。」
俺がそう言えば、彼女は首を振って、涙を流す。そんな最上さんを俺は抱きしめた。
「私も好きです、敦賀さん。」
俺たちはキスを交わす。
女子トイレで。
ちなみに俺を避けたのは、琴南さんが、
『告白する勇気がもうないなら、いっそ、距離をとって、相手を出方をみたらどう?もし、問い詰めてくるようなら、花言葉の意味を言えばいいわ。こないなら…私の膝の貸してあげるわ。』
と、言っただからだそうだ。どうやら、俺は彼女から大きな借りたようだ。
どうやって借りを返そうと考える今日この頃だった…。
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
あとがき
あれ?予想と違うぞ?もっとぶっ壊れた蓮さんを書くつもりだったのに…。
いや、でも…。
一時、ヤンデレになりそうな感じがしたので止めて良かった…。
それではノシ
ローズ
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
エラーになって帰ってきたメール。
それをただ俺はしばらく呆然と見ていたけど…。
「…くっくくく…。」
そうか…そんなに君は俺と距離を取りたいんだ…?
そうか…くすくす…。
うん、いいよ?
受けて立とうじゃないか!!
地獄の果てまで、追いかけまわす、君を!!
——こうして、キョーコの知らないとこでコングはなった——
「やぁ、最上さん。」
その翌日、俺は社さんに協力してもらって、徹底的に彼女のスケジュールを調べた。
何故か知らないけど、社さんは涙目になりながら、怯えてたけど。
「つ、敦賀さん!?」
最上さんは驚いたように俺を見る。それもそうだろう。なにせ…。
「もちろん、君に会いに来たんだよ?」
「い、いや、そういうことじゃなくてですね!!ここがどこだが分かってますよね!?」
なにせ、ここは女性しか入れない女子トイレだし?
「うん、分かってるよ?」
「わ、分かってないです!!つ、捕まりますよ!?」
「大丈夫だよ。掃除中の看板を出したから。」
「そ、そういう問題じゃないですよ、敦賀さん!!」
「どうでもいいよ、そんなこと。」
「ど…!?」
「それよりも、君は俺のことを避けてるのかな?」
「…へ?」
「近頃、依頼しても引き受けてくれないし、俺と離してても上の空だし、挙げ句の果てには、昨日メールしたのにエラーが帰ってくる。」
あれがどれだけ俺がショックだったか、分からないだろ君には。
「…つまり、何が仰りたいんですか?」
「だからっ。」
「確かに私はここのところ、敦賀さんを避けてました。」
や、やっぱりそうだったのか…!?
「でも、玄関は敦賀さんにあります。」
「え…?」
「私、以前に敦賀さんの家にお邪魔したとき、花をおくりましたよね?」
「う、うん。パンジーの花…。」
「敦賀さんは、パンジーの花言葉をご存知ですか?」
「パンジー…?」
「…やっぱりご存じじゃないんですね…精一杯の勇気だったのに…。」
落ち込む彼女。可愛いな…。
なんで落ち込んでるのかは、分からないけど…。
ん?精一杯の勇気?
「最上さん、どうしてアレを渡すのに勇気がいるの?」
「それは…。」
疑問を聞けば、最上さんは頬を染める。
か、可愛い…今すぐ、抱きしめたいけど、我慢だ。我慢。
流石に女子トイレで彼女を抱きしめるのは良くない。
「…ここで花言葉の意味を調べていい?」
「へ!?い、いや、あの…っ。」
あわあわとする彼女。うん、可愛い。
問答無用で、俺は携帯で花言葉の花言葉を調べる。
出てきた意味に俺は頬が緩みすぎて、溶けるのではないかと思った。
パンジーを人に贈る意味は“私はあなたを想う”と言う意味。
「も、最上さん。」
「は、はい!」
「俺も君にパンジーを贈りたいな。」
「…!」
「好きだよ、最上さん。ごめん、花言葉を知らなくて…。」
俺がそう言えば、彼女は首を振って、涙を流す。そんな最上さんを俺は抱きしめた。
「私も好きです、敦賀さん。」
俺たちはキスを交わす。
女子トイレで。
ちなみに俺を避けたのは、琴南さんが、
『告白する勇気がもうないなら、いっそ、距離をとって、相手を出方をみたらどう?もし、問い詰めてくるようなら、花言葉の意味を言えばいいわ。こないなら…私の膝の貸してあげるわ。』
と、言っただからだそうだ。どうやら、俺は彼女から大きな借りたようだ。
どうやって借りを返そうと考える今日この頃だった…。
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
あとがき
あれ?予想と違うぞ?もっとぶっ壊れた蓮さんを書くつもりだったのに…。
いや、でも…。
一時、ヤンデレになりそうな感じがしたので止めて良かった…。
それではノシ
ローズ