随分、放置してた魔人さんリクです。これが私の限界でした…ヤンデレが嫌いな方は戻ることをオススメします…
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
初めて“好き”だと言われた。
それは子供の頃から、求めていたものだった…。
だけど…。
「ご…ごめんなさい…つ…敦賀さんの気持ちには…応えられません…っ。」
私はあの人からの想いから逃げたのだ。
彼の気持ちを受け取れるほど、私はもう強くなかった…。
ううん、違う。
元々、私は弱かったのだ。それを笑顔で必死に隠してただけ…。
こんな弱い私は敦賀さんに相応しくないし、容姿だってなんだって…。
だから…後輩でよかった。
後輩として側に居られれば、私はそれでよかったのに…。
もし、敦賀さんが他の女性のモノになっても、笑顔で良かったですねって言えるように覚悟をしていたのに…。
そのせいで、どんなに胸が引き裂かれる気持ちになっても、構わなかったのに…。
なのに…どうして…。
「…好きだ。好きなんだ、最上さん…。」
その夜、私が必死に守ってきた彼との関係は、彼の告白で一瞬で砕け散った。
彼の告白に喜ぶ気持ちなんて1ミリもなかった…。
あるのは恐怖だった。彼が私から離れていくと言う恐怖。
恐怖で身体が震えた。でも、彼も震えていたから、気づかれてないと思う。
彼の気持ちを受け取っても、受け取らなくても、私にとって結果は同じ。
きっと彼は私から離れていくから…。
だったら…だったら、傷が浅いほうがいい。
彼の気持ちを受け入れて、彼の愛を知ってしまったら、彼が離れていった時に、私はもう耐えられないから…壊れてしまうから…。
私は逃げた。
逃げるしかなかった。それから、がむしゃらに仕事をした。
演技をしているときは、敦賀さんを忘れられるから。
社さんと社長さんから、敦賀さんにあってくれないかって頼まれたけど、断った。
そんな勇気ない。どこにもそんな勇気はないの。
許して。
許してください。弱い私を許してください…。
「…ゆるさないよ。もう一生、ゆるさない。だから…だから、ずっと一緒にいようね…?」
懇願していたら、そこで私の意識は途切れたのだった…。
ああ…長い夢を見ていた。私がまだ自由だったころの…。
「…愛してる、キョーコ…。」
そう言って、貴方は私にキスする。
私が足を動かす度にチャラっと鎖の音が耳元に届くけど、今の私はもう気にしない。
「ずっと…ずっと、永遠に一緒にいよう。君がいれば、俺は何もいらないから…。」
彼の言うことは本当だと思う。
夢みていたハリウッドからの依頼を蹴ってしまったらしいから。
「本当に何もいらないんだ…。」
たまに彼は自分に言い聞かせるように呟くときがある。
私はあえて無視する。無視すれば、ずっと彼は私から去ることはないから。
彼も相当病んでるけど、私も同類だ。
“好き”なんて絶対に言わない。それは彼と私を離す“鍵”だから。
もう一生、許されなくていい。
こんなに幸せな日々なら…。
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
あとがき
�(°△°;)
あ、あれ…?
お、可笑しいな…?
こんな予定じゃなかったのに…。
たぶんアム○○アの〇〇〇の影響を受けてると思われry
ハッピーエンドはどこにいったのだ(°□°;)
と、とりあえず、放置で!!
ローズ
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
初めて“好き”だと言われた。
それは子供の頃から、求めていたものだった…。
だけど…。
「ご…ごめんなさい…つ…敦賀さんの気持ちには…応えられません…っ。」
私はあの人からの想いから逃げたのだ。
彼の気持ちを受け取れるほど、私はもう強くなかった…。
ううん、違う。
元々、私は弱かったのだ。それを笑顔で必死に隠してただけ…。
こんな弱い私は敦賀さんに相応しくないし、容姿だってなんだって…。
だから…後輩でよかった。
後輩として側に居られれば、私はそれでよかったのに…。
もし、敦賀さんが他の女性のモノになっても、笑顔で良かったですねって言えるように覚悟をしていたのに…。
そのせいで、どんなに胸が引き裂かれる気持ちになっても、構わなかったのに…。
なのに…どうして…。
「…好きだ。好きなんだ、最上さん…。」
その夜、私が必死に守ってきた彼との関係は、彼の告白で一瞬で砕け散った。
彼の告白に喜ぶ気持ちなんて1ミリもなかった…。
あるのは恐怖だった。彼が私から離れていくと言う恐怖。
恐怖で身体が震えた。でも、彼も震えていたから、気づかれてないと思う。
彼の気持ちを受け取っても、受け取らなくても、私にとって結果は同じ。
きっと彼は私から離れていくから…。
だったら…だったら、傷が浅いほうがいい。
彼の気持ちを受け入れて、彼の愛を知ってしまったら、彼が離れていった時に、私はもう耐えられないから…壊れてしまうから…。
私は逃げた。
逃げるしかなかった。それから、がむしゃらに仕事をした。
演技をしているときは、敦賀さんを忘れられるから。
社さんと社長さんから、敦賀さんにあってくれないかって頼まれたけど、断った。
そんな勇気ない。どこにもそんな勇気はないの。
許して。
許してください。弱い私を許してください…。
「…ゆるさないよ。もう一生、ゆるさない。だから…だから、ずっと一緒にいようね…?」
懇願していたら、そこで私の意識は途切れたのだった…。
ああ…長い夢を見ていた。私がまだ自由だったころの…。
「…愛してる、キョーコ…。」
そう言って、貴方は私にキスする。
私が足を動かす度にチャラっと鎖の音が耳元に届くけど、今の私はもう気にしない。
「ずっと…ずっと、永遠に一緒にいよう。君がいれば、俺は何もいらないから…。」
彼の言うことは本当だと思う。
夢みていたハリウッドからの依頼を蹴ってしまったらしいから。
「本当に何もいらないんだ…。」
たまに彼は自分に言い聞かせるように呟くときがある。
私はあえて無視する。無視すれば、ずっと彼は私から去ることはないから。
彼も相当病んでるけど、私も同類だ。
“好き”なんて絶対に言わない。それは彼と私を離す“鍵”だから。
もう一生、許されなくていい。
こんなに幸せな日々なら…。
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
あとがき
�(°△°;)
あ、あれ…?
お、可笑しいな…?
こんな予定じゃなかったのに…。
たぶんアム○○アの〇〇〇の影響を受けてると思われry
ハッピーエンドはどこにいったのだ(°□°;)
と、とりあえず、放置で!!
ローズ