ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
Amazon |
自伝なので、どこまで信じるかだけど、これを読んで、著者へのイメージがガラッと変わった。
地方から出てきて、どのように積み重ねてここまで来たか。
興味のなかった人だけど、海外でトライアスロンを達成していて只者ではないと思った。
お金、仕事、親や故郷に対する考え方にすごく共感。
田舎から都会に出ることについて。
自分も地方の空気感や家族から自由になりたくて、勉強もした。
家庭から出ること、親の子供から逃れるには、自分がはやく自立し、家族を持つこと、っていう意識があったなー、私。
この方の人を信じて、自分を信じる力は強くて果てしない。
読んでて自己反省したことは、クヨクヨ悩み過去を振り返ってばかりいる自分。
もっと未来を見て、自分の人生を動かすのは自分だけ、を意識していこ。
【メモ】
・「働くこと」の理由について。誰かとつながり、社会とつながる。生きていることを実感し、人としての尊厳を取り戻す、ということにとても共感。
主婦生活もいいけど、自分から動いていかないと家庭内と半径1キロメートル以内の世界に閉じてしまう。
家族や仕事、趣味などを通して、自分の世界を広げていきたい、という欲求があることを、堀江さんは否定しないし、正直で素直。
・正直に語ることで、地道な足し算で積み上げられたことがわかる。すごい努力家。
・働くことで、自分が変わる(=アップデート)ことと、未来を信じる気持ちがある。人が好きな人なんだなーと思った。
・人としての「ノリ」の良さ、チャンスがあり飛びつくことが経験が蓄積される。
→これに共感。これしていると身近な友達からふわふわしているように見られたりするけど、それでいいんだなと思える。
・お金を「もらう」から「稼ぐ」に返る。時間と引き換えではなく、時間以外のリソースを提供するということ
また「遠くを見ない」で1日1日、目標を設定し積み重ねること。
・起業できる、と信じることと、行動にうつすこと。自らの信用に投資すること。
・親との関係で精神的に自立する、弱みを見せない、頼らないところ、、がすごくわかる。
ドライなのではなく、自由で自立している、とポジティブにとらえていて、親に対する自分に対して少し後ろめたさがなくなった。
・人が前に進むときの3つのステップ。
挑戦→努力→成功。 一歩踏み出し、地道に足しなおして完了。挑戦と成功をつなぐのは「努力」。
・スピードと実行力が勝負を分ける。
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
Amazon |