MOOC -IT and Education- | 壮年医学部邁進記 〜医学部学士編入後記〜

壮年医学部邁進記 〜医学部学士編入後記〜

医学部学士編入試験を経て、とある国立大学で医学生になりました。

医学部学士編入試験の受験生に成りたての当初、僕は生物についてまったく知りませんでした。
僕は高校レベルの生物ですらやったことがなかったのです…
そのため、まずはざぁ~っと高校レベルの生物をパラパラと眺め(半ばスキップ)、そのあと大学教養レベルの生物学に着手しました。

そして、しばらくしてから始めたのが、MIT OpenCourseWare (OCW) の「Introduction to Biology」を使った学習です。

上記の講義では世界的研究者の先生方が、名門MITの学部生向けに教鞭をとられています。日本で言う一般教養としての生物学なので、概ね18歳の米国大学生が分かるように基本的なことから丁寧に講義は進みます。

無料で!

僕はiPhoneを使って何度も何度も視聴しました。

たまに先生方をテレビで拝見することがあります。「Introduction to Biology」の収録は2004年なので、10年経っておりだいぶお歳を召されていますね。

さて、そんな経緯もあってか、昨今静かな盛り上がりを見せているMOOC (Massive Open Online Course)に僕は興味津々です。
駅前留学」ならぬ「どこでも留学」ですね。

↓こちらを読んでみると「MOOCとは?」が分かるかもしれません。
MOOCやってみる? 名門大にオンライン留学

MOOCのうち有名なものとして「coursera」があるようです。この数日サイトをチェックしてます。
TEDもおもしろいのですが、もう少し気になる学問を系統的に学びたい。ちゃんとコースを履修したいな、と…
なので、まずは医学や生命科学を中心に近々MOOCを始めてみようかと考えています。あとは数理科学や社会科学などにも興味があるので、時間の許す限り…(医学生なのでたいてい許してくれないが)

いつでもどこでも英語で無料でできるなんて…(涙目)
教育の機会が増えることは大歓迎です。
感謝感謝。

また、MOOCの日本版gaccoもつい最近始まったようなので、これからより一層IT技術を使った教育が普及しそうですね。

いよいよKALSもE-Learningを今年から開始しましたね(もう少し前に始めていてくれれば…)。そして僕は間違いなくこの先国試などでテコムかマックかのE-Learningのお世話になるでしょう。クエスチョン・バンクやイヤーノートもタブレット端末との連携を強化してますしね(cf. mediLink)。

なんて便利な時代になったものよ(涙目)