ハートを開いて愛を受け取る | 天使のエッセイ

ハートを開いて愛を受け取る



人間は本当はみんな

愛がいっぱいで優しいんだな



・・・・・・そうわたしは思うの。本当に!




普通に淡々と生きている時は

なかなかその愛や優しさが外に出てくるチャンスがないけれど、


ちょっとした拍子にそれは出てくるし、


たとえば100人の人間がいたら、

その100人、ほぼ全員のなかに愛や優しさがあると思うのです。




そんな愛や優しさを人の中から引き出すのは意外と簡単。


自分のハートをオープンにすればいいだけなのです。




ハートをオープンにするってどういうことかっていうと、

自分の思考や感情や気持ちに対してオープンになるということ。



そうされると、人はどうしたって

相手を力づけたり、優しく声をかけたりすることで
自分の愛や優しさで、ちょっと相手を包みたくなるものなのです。



そして相手の愛や優しさを感じたら

今度は自分が愛と感謝を相手に対して表現すること。



・・・・・・そうやってお互いの間にあるエネルギーは

どんどん愛の大きなものへと変わっていくのです。



自分がハートを開いていなければ
人はなかなかあなたの内側へは入ってこれないから、

お互いに愛を表現するような機会はなかなか訪れないけどね。





わたしは癌が見つかって、

ショックだったけど、

そんな自分にもオープンでありたいと思って、
実際にそうしたことから、


本当に100人中100人の人間が持っている

愛と優しさに気づくことができたの。


大げさじゃないのよ!

本当に人はみんな優しくて温かいの!




たとえばわたしのダンススタジオの仲間たち。


彼らとはダンスを通してつながっているだけだから、

わたしが踊れなくなれば
彼らとの関係もそれまでだと思っていたの。

そんなドライな関係だと。



ところが全然違ったのです!



スタジオのオーナーのトップダンサーのウィル。


彼はフェイスブックにも5000人の友達を持ち、

日々数知れぬ人たちと接し、

自分の生徒の名前も覚えきれないくらいにいつも人に囲まれている、

ニューヨークのサルサ界ではある意味セレブリティー。キラキラ



わたしはその彼に去年の末、ダンスチーム入りを勧められて

すごーく舞い上がっていたんだけど、


年明けてすぐに病気が手をつけられないほど悪くなったので、

ダンスチーム入りは当然断念しなくてはならなくなって
ものすごく落ち込んでいたの。



踊れなくなったわたしなど、
ウィルにとっては使えなくなったダンスシューズのようなもので

レットゴーして捨てるしかない用なしなものだよね

・・・・・・なんて思って、悲しくなっていたんだ。しょぼん



ところがウィルが
わたしのフェイスブックの投稿にコメントして力づけてくれるのよ!


あのウィルが!



そのほかのダンススタジオの友達も
たくさん温かな言葉をかけてくれるし、

フェイスブックでは今までつながってなかった人たちから
友達申請がきたりも結構あって、

これはウィルが
病気のCocoを励ましてあげてって言ってくれているんだろうなと思って、

そんな厚意も嬉しくて。ドキドキ



そして自分に優しくしてくれた一人一人の人たちに

「ありがとう。大好きよ」というたびに

どんどんお互いの間にある温かで柔らかなエネルギーが大きく広がるの。ラブラブ



たとえ相手がドライでクールな人であってもそれは同じなのよ。


最初はちょっと心地悪そうでも、
続けていくうちにだんだん気持ちよくなってきて、

ついには癖になるっていうやつよ(笑)




わたしが今お世話になってるドクターも

最初はちょっとドライな感じがして、

この人の前では
自分もロジカルでドライでいないといけないかなと思っていたんだけど、

Chemo の最初の日、
怖くて思わずドクターに泣きついてしまったわたし。


・・・・・・これはハートを開くために意識してやったことではないけど、

ドクターを前に自分の気持ちや感情にオープンになったわけね。


そうしたらドライだと思っていたドクターが突然すごく優しくなったよ!


わたしを温かく包んでくれて、
わたしの手を握り、適切なアドバイス、優しい言葉をたくさんかけてくれた。


それ以来、わたしたちの間の波動も変わった。

お互いの間の愛が強くなったんだよ。




ハートを開くって、
そんなにシンプルなことで人生が180度変わるのに、

なんで今まで健康なときはそれをやってこなかったのだろう?


・・・・・って思うね。




人は誰でも、
自分がカッコよく見えるようなことにはオープンになれるものだけど、

自分の弱い部分にはなかなかそうなれない。



たとえばわたしがドクターに対して見せた自分自身の恐れ。


怖がるなんて情けなくてみっともないと多くの人が思ってる。



「恐れを手放しましょう」なんてよく言われるしね(笑)



でもね、「恐れ」もまた人間の自然な感情の一つなんだよ!

そんなふうに否定するべきものではないと思うの。




怖くてドクターに泣きついたわたしを

わたしの夫は逆に「強い」と表現した。


なぜなら自分の正直な感情を受け入れ、
それに対してオープンになることは結構勇気の要ることだから!



確かに弱さを隠して怖くない振りをするよりも
自分の弱さを認めて、それを表現することのほうが

ずっとずっと難しいと思う。




ハートを開くって

強くないとできないことなんだけど、


それでいてシンプルで

子供たちなどは自然にやっていたりするよね。



考えすぎない
 
カッコつけない  

ただあるがままにある  

そして表現する  

素直に愛を受け取る  

「ありがとう」と感謝する  

素直に「愛してます」と言う


・・・・・・そういうシンプルなアクションが

あなたの人生の日々に愛を大きく広げ、

幸せで満たしていくことでしょう。



さあ!ゆったりと楽に

大きくハートを開いて!



(人の中には必ず優しさや愛があるから
心配しなくても大丈夫!大丈夫!ラブラブ