コロナ騒動 in USA | 天使のエッセイ

コロナ騒動 in USA


コロナ・ウイルスが
日本にどれだけのインパクトを与えていたかということは

皆さんのFBの投稿を読んだり、
友達から様子を聞くなどして知っていたけれど、

ついにそれがアメリカにもやってきた!



学校の休校
多くのビジネスが強制的にクローズ
イベントのキャンセル

などなどがあらゆる場所で起こっており、

いつもはにぎやかな街の中もガラーンとしているようだ。


にぎやかなNYCで、
しかもこの春に向かって暖かくなっていく季節に

ガラーンとして、人がいないというのは

かなり想像を絶する状況。



そんななかではつぶれてしまうお店なども数多く出てきているよう。

なんだか悲しくなるよね。しょぼん




そして、そんななかでもわたしが今個人的に一番心配しているのが、

自分自身が通っていたニエヴェス・ラテンダンス・スタジオ


あんなに華やいで、成功の絶頂だったニエヴェス・スタジオが

こんな危機に遭遇するとは夢にも思わなかったので、
そんなことになるとは想像することもできなかったけど、


先日、スタジオの先生であるジェニファーとチャットで話していたら、

コロナの影響で夏のショーのためのリハーサルが
急激にスローダウンして、

この分だと夏のショーが起こるのかどうかもわからないと
彼女は言っていた。


スタジオのオーナーでメインの先生のウィル・ニエヴェスは
スタジオの経営をとても心配しているとも・・・・・。



その翌日、スタジオからのオフィシャルメールで、
しばらくの間両スタジオともクローズされるという知らせを受けた。
(ニエヴェスはNYのブルックリンとブロンクスに2軒のスタジオを持っている)




まあ、評判もよく、多くの人たちからサポートされ、
歴史もある程度ある(12、3年かな)ニエヴェス・スタジオだから

長引きすぎることなくコロナ騒動が治まれば
しっかりと復活できるだろうとは思う。



けれどもあのいつも多くの人でにぎわうニエヴェス・スタジオまでもが
こんな危機を味わうとは!


コロナ騒ぎの恐ろしさをひしひしと感じる。




よくよく思い出してみても、
今まで生きてきて、いろいろあったとはいえ、

街がこんな状態になるのを見るのは初めてかもしれない。


9-11の時も壮絶だったけど、

今度は相手がウイルスということもあり、
なおさら打つ手がなく、心もとない感じがする。




こういうことが起こるのは
人間たちにレッスンが必要なときなのではないかと

夫は言う。


確かにその通りなのかもしれない。



なんでもある便利で贅沢な環境を当たり前だと思って生きていると、

いつの間にか本当に大切なことを多々忘れていく。



なんでもない普通の幸せ。


おいしいものを味わう幸せ
心地よく眠れる幸せ
体を思い切り動かして気持ちよくなる幸せ
大好きな人とともに過ごす時間の幸せな温かさ


・・・・・・そんなようなことが当たり前になりすぎて

それらがかけがえのない「幸せ」であったことを忘れてしまって、


人はもっと!もっと!と欲張るようになる。



自分がすでに幸せであることを忘れて、
自分にはお金がないと嘆く。


それで愛よりもお金を追いかける。


お金を稼ぐことに引きずり回されて
その他のことが見えなくなる・・・・・・



けれどもそんな時に、
今起こっているコロナ騒動のようなことが起こると、

人は自動的に忘れていたことを少しずつ思い出していく。


そして、

「ああ!自分はすでに幸せだったんだな!」と思い出したりする。




・・・・・・とはいえ、


やっぱり一日も早く治まってほしいコロナ騒動ですね。



世界中に笑顔が戻る日を祈って・・・・・ラブラブ