ずっと後悔している事があります。

コリとの出会いはペットショップで私は当時パグかフレンチかボストンがほしかった。
たまに立ち寄るショップにコリはいました。

まだ生後46日で、すごく小さかった。

パグとフレンチのミックスで、一目惚れだった。
まだここに来て2日なんですよーと店員さんに言われ、抱っこさせてもらい、その日は帰りました。


その2~3日後にまたショップに寄って、『この子なんだけど・・・』とパパに相談。

『いいじゃん、かわいいじゃん。』

・・・・・・・で決まり。


名前は『コリキ』にしようと考えていたけど、女の子だったので、『コリ』・・・・・

何のひねりもないネ(笑)

すでに私がパパの家に来た時にはまるがいて、子犬から飼うのは初めてでした。

私はコリがかわいくてかわいくて仕方がないのに、トイレをなかなか覚えられなくて、何度も失敗するコリを叩いてしかりつけていました。

そのせいで、きちんと覚えられるようになるまで1年以上かかった。


いたずらをした時も、カーッとなって大声を出して叩いたりした。


本を読んだり調べたりして、手をあげる事は必要な場合もあるけど、基本的に根気強く教えなきゃならないってわかっていたのに。

病院でも、適切な叱り方をレクチャーしてもらったのに。


何度も叩かれるコリは、いつも悪い事をした時に私が手を振りかざすと、怖がって肩をすくめながら目をつむってた。

私はかわいそうだと思いながらも、これも必要な鞭だと思い込んでしまっていました。

でも時間が経つにつれ、コリはいつの間にかちゃんとトイレができるようになり、いたずらもこちらが気をつけていればしなくなっていた。

コリはきちんと成長して、頑張って覚えようとしていたのに私がそれを邪魔して、遠回りさせてしまったんだ。なんで気づいてあげられなかったんだろう。

私は犬を飼う資格さえないくらいダメな飼い主だ。
なんて自分よがりなんだろう。

頭ではわかっていても、実際はできなかった。

いつだってコリは私を信頼してくれていたのに。


間違ったやり方だったにもかかわらず、コリはとてもいい子に育ってくれました。
いや、小さい時からほんとにほんとに性格のいい子だったんです。


教えてなくても誰にでも愛想を振りまき、他の犬達とも仲良くでき、お留守番もできる。
いつも私の腕枕で一緒に寝てくれる。

そして何より、嬉しさを体いっぱいで表してくれる。

だから私もコリに愛情を全力で注ぐ。


どうしてこんなにいい子をあんなに怒って手ばかりあげてしまったんだろうと、いつも後悔しています。

コリは忘れてしまっているかもしれないけど、痛い怖い思いをさせずに成長させてあげたかった。


いっぱい叩いて怒鳴りつけて、本当にごめんね。
コリは私の事嫌いにならなかった?

コリは私の宝物です。一緒にいてくれるだけで幸せです。

親なんてみんな親バカだから、堂々と言うよ。


コリの事が好きで好きでどうしようもありません。
私の家族になってくれてありがとう。
出会えた事に感謝しているよ。


コリがお家に来た日
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幼い頃のコリ(約2か月)
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私はコリの為ならどんなことだってするよ。


これからもよろしくねLOVE