アメリカ株式市場で9日、多くの投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が過去最高値を更新し、初めて終値で大台の5000を突破しました。

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9日のアメリカ株式市場で、多くの投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が過去最高値を更新し、5026.61で取引を終えました。終値が5000を超えるのは初めてです。

この日は、AI向けの半導体の需要がさらに拡大するとの見方から、半導体関連株に買いが広がり、相場をけん引しました。

S&P500は、アメリカで新型コロナウイルスの感染が急拡大した2020年3月に、一時的に2300を割り込みましたが、およそ4年で2倍以上に上昇した形です。

一方、前日にかけて連日で過去最高値を更新していたダウ平均株価は、目先の利益を確定するための売りが広がり、前の日の終値から54ドル64セント値を下げ、3万8671ドル69セントで取引を終えています。

でも上がりすぎだから、通過で買うのは躊躇しますね。