若やひめの通う各学校のおたよりに就学時健診の文字を
見つけました。
去年は若の就学の事で悩んでいたなぁ・・・と遠い目を
している猫ひなです。
通常学級or 特別支援学級
学区内通学or学区外通学
悩んだ末、でた結論は学区外の特別支援学級のある
小学校でした。
それでも学校生活をスタートするまで心配や不安で
いっぱいでした。猫ひなが選択した決定は
もしかしたら、間違いなのかもしれない。
それは、若がいわゆるグレーゾーンだったから、
学区内の通常学級でも大丈夫かも・・・と思ったり、
必要があればその学校の特別支援学級(知的)に
行ってもいいし・・・でもこの考えは授業見学に行って
すぐに特別支援学級に入れるなら、情緒の特別支援学級に
しようと考え直しましたけどね
でも、一番の後押しになったのは ある先生に言われた言葉でした。
「一年生は新しい生活がスタートする一番大切時期です。
二次障害(学習障害など)を引き起こさないためにも
焦らず、若くんが安心して入れる場所を選んであげてください。」
「この子供達(発達障害の子供達)はひとりひとり素晴らしい物を
持っているんですよ」
そうして、今 その先生のクラスに若はいます。
先生は
「うちの学校を選んでくれて、ありがとう。
若に出会わせてくれて、ありがとう。」
と言ってくれています。
先生に出会えたことは 若や猫ひなにとって大きな転機に
なりました。
文字を読んだり、文字や数字を書いたり、
自分の気持ちを言葉で伝えようと頑張ったり、
トイレの後始末を自分でできるようになったり、
1年前に今の若を想像することはできませんでした。
数日前、初めてお菓子のパッケージに書いてあった
お菓子のひらがなの名前を読みました。
あまりにも突然の出来事に「うわぁーすごい」と
大声で褒めちぎってしまいました。
先生に報告すると、とても喜んでくれました。