無事、自分の家に帰ってきました。
やっぱり我が家はほっとするなぁ。
引っ越し準備でカオスだったところに旅行の荷物が加わり、さらにカオス…とりあえず今洗濯機がフル稼働中。
書きたいことがいっぱいある。
何から書こうかな~…。
この旅行中に3冊小説を読んだ。
どれも当たりで嬉しかった☆
その感想でも。
ここんとこずっと読書記録を更新してないもんな。
忘れないうちに書かなくては…。
- 凸凹デイズ/山本 幸久
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友達とも恋人とも違う「仕事仲間」を描いた小説。
私にはまだ仕事仲間っていないから新鮮だったし、こういう関係が築けるのなら仕事するのも悪くないよな、って思った。
過去と現在が交互に描かれている。
それらがところどころリンクしてて、面白い。
ゴミヤのキャラクターが可愛くて好き。
あっ、読書記録見たらこの作家さんの本前にも読んだことあるじゃん~その本よりこっちのが断然好きだわ。
- チルドレン/伊坂 幸太郎
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「アヒルと鴨のコインロッカー」から、伊坂作品は好き。
陣内のキャラがね、最初は嫌いだったんだけど後になるにつれて、魅力的に思えてきた。はちゃめちゃだけど(笑)
短編集のようで全部がつながっていて、これまたところどころ話同士がリンクしているのが面白い。
こういうやり方好きなんだよなぁ。
自分じゃうまく書けないけど。
最後の話の一行でなんだか感動した。
そうさせる小説家ってすごい。本当にすごい。
- イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)/若木 未生
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前にも書いた 、私の大好きな小説の最終巻。
このシリーズの新刊自体がものすごく久しぶり(6年ぶりくらい)で、読み始めて数ページもしたら相変わらずの難解で勢いのあって油断したら置いていかれてしまうような文章に、懐かしかったけれど圧倒された。
バンドを扱った小説、で。
私にとっても「音楽」ってなくてはならないものだけど、結局は趣味の範囲でしかなくて、もし本気でガチンコで音楽をやろうとしたら、命がけなんだろうなぁって思った。
命かけてバンドやってる登場人物が痛々しいけどうらやましい。
読み終えてしばらく心の中がぐっちゃぐちゃで泣きそうだった。
そういう小説に出会えることは幸せだと思う。