別れ話って、何か予兆がありませんか？だから、「別れるのかな？」と予測ができたり、覚悟ができたりしますが、今回の西くんからの別れは突然でした。

とはいえ、前兆として、割り勘問題や同棲の価値観の違いはありましたし、その頃から、連絡がマメな西くんからの返信が少なくなっていました。

今までは毎日２回はあったLINEが３，４日なく、そして、次に会う日はお互いの予定が合わず３週間後でした。

極めつけは、電話をかけても折り返しがない…。

まさか、このまま音信不通になるのでは？と思っていたくらいです。ようやく、彼が電話に出てくれたのですが…、


『お疲れさま。最近、連絡がとれなかったけど何かあった？心配したよ』

『仕事が忙しくてね。』

『忙しい時期だもんだね。前のように連絡がとれなかったから、このまま音信不通になっちゃうのかと思って、不安だった』

『うん…（沈黙）』

いつもおしゃべりな西くんが寡黙で、声のトーンも低く…、サラは電話を切りたい気持ちでいっぱいでした。

『いつもと違うね…。』

『うん…（沈黙）どうしてか、わからない？』

『私の前の発言が原因なのかな？』

『ほんまに気づいてへんの？それならよっっぽどだよ？

僕はサラちゃんの「一緒に住みたくない」っていう発言に心が折れた。それがずっと引きずってる』

『え？「住みたくない」とは言ってないよ？結婚前の同棲は出来ないとは言ったけど…。

気持ちだけで言えば、西くんのことは好きだから一緒に住みたい。でも、うちの両親に話したら、結婚前の同棲は許してもらえなかったから…』

『どういう意味があったにせよ、言い方の問題だと思う』

『待って、待って。本当に「一緒に住みたくない」とは言ってないからね？それは西くんの勘違いだよ？』

『サラちゃんはそう言うけど、それを言われたときの僕の心境はそう受け取れたんだよ。それ以外でも愛情を感じられないことがいくつかあったし…。』

『伝え方が不器用でごめん。』

『もう立ち直れないかもしれん。』

『それはどういうこと？』

『お互いの価値観が違うのは当然だと思うけど、言い方って大事だと思う。サラちゃんの言葉で何回か傷ついたことがあったから、今後もそれが続くと思うと…』

『本当にごめん。配慮のない言い方をして…』

『そういうことって、もう治らんやろ？今回、仲直りしたとしても、こういう言い争いはまた繰り返されると思うんだ』

『そうか…。

もう立ち直れないってことは…

別れたいってことなの？』

『そうなるのかな…。。』

『え…。もう戻れないの？本当に？』

『うーん…。よくわからないんだよっ！今は仕事も忙しいし、何がなんだかわからないんだっ！

でも、最近は大阪に帰ることを決めてるから、申し訳ない気持ちもあるんだよね。何年か先のことになるけど。

サラちゃんは大阪に来れる？』


『大阪か…。両親も関東にいるし、今の仕事が好きだから、大阪に行くことは今は考えられないな…』

『そうだよね…』

（ずっと沈黙）

『お別れになるのかな…。悲しいな。。

私は別れたくないけど…、

西くんの気持ちはもう気持ちは戻らないんだよね？

そうか。合鍵はどうしよう。』

『え？電話で終わりなの？●日に会う予定になっていたけど、会わないの？

でも、もう会いたくないか。』

『会って別れ話をするくらいなら、電話で終わりたい』

『なんか寂しいな。●日まで少しあるから、今、決めなくても…』

『でも、●日に引き伸ばしたところで、西くんの気持ちは変わらないんでしょ？そう感じるから』

『そうなのかな…。

何か、僕、一生、結婚できない気がしてきた。

結婚する人たちはこういう価値観の違いとか、傷つくことを言われたりとかしても、お互い何かしら我慢して関係を築いているんだよね。

僕はそれができない…っていうか、まだ自分が第一優先なんだろうな。相手より。』

西くんのその発言は、サラにとっても耳が痛いことでした。

サラもサラで、自分勝手でした。西くんと付き合ってたときも

「●●してほしい」

「●●してくれないっ！（（●｀ε´●））」

みたいな感じで、自分に意識が向いていたんですよね。

彼との交際は、いろんな気付きがありました。


彼ほど楽しくてユニークセンスの高い人はいなかったかもなぁ。

それだけに、最初は恋愛感覚がなくても、男性としてどんどん好きになっていきましたし、幸せを感じる交際ができていました。

これはサラの婚活にとって大きな一歩になると思います。


また、前の教訓から、「素を出そう！」と実践していましたが、正直すぎる言動は相手を傷つけますし、自分の伝え方の不器用さに気づきました…。

もはや手遅れですけども…。

「どうしたら相手は喜んでくれるか？」という意識と行動力が弱かったと反省しています。


最後まで彼の口から「別れよう」と言うことはありませんでしたが、サラが誘導した形でお別れとなりました。

この別れ話のあとに、西くんから１回謝りのメールがきましたが（汗）、結局は、合鍵を西くん宅に郵送して、完全にお別れとなりました。



別れの記事（西くんと別れました）では皆さんの温かいコメントに勇気づけられ、本当に癒されました。読者の皆様、ありがとうございます。

引き続き、サラが結婚するまで見守ってくださいませ。


今は婚活休みをしっかりとったこと、新しい出会いの準備が整いました。まずは身近なところで元気に婚活しているところです(^^)




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