かたじんくんから衝撃の告白を受けましたが、すぐにOKはせず、確認をしました。

『かたじんくん、私の年齢は知ってますよね？』

『もちろんです！』

『年齢的にも気軽には付き合えないんだ。将来のことを考えてのお付き合いでないと。結婚はまだ考えられない年ですよね？』

『ちょっと待って！僕のことをどう思ってるの？将来の結婚を見据えて告白したんだよ。結婚も考えてる』

『結婚を考えてると言ったけど、具体的にどう考えてるの？』

『確かに、僕は結婚を女性ほど重く捉えてないところはある。でも、逆に抵抗を感じてないからこそ、いつでもできる。

紙切れ１枚で結婚はできるけど、そのための準備は必要だよね。それはお金だったり、二人の時間や思い出になると思うから、そこはある程度一緒に時間を過ごして、育んでいきたい。

僕の人生では、直観でいいなと思った人とは時間をかけて知っても、やっぱりいいなと感じるんだよね。だから、最初の直観があれば、その人とすぐに結婚しても間違いがないと思うんだ』

『直観が当たるんだね。それだと、これまでの恋人とはどうして結婚しなかったの？』

『それはね…いや、これは言わない方がいいな』

『そこまで言ったのだから、もう全部言って！』

『前の彼女とも結婚の話は出ていたんだ。とはいえ、僕は元カノに急かされて、婚姻届けを書いたんだけどね。結局は、元カノがそれを持っている状態で、同棲することになったんだ。

一緒に生活することになって、元カノが結婚はまだ決断しない方がいい、と判断したのかもしれない。うやむやになってしまった。

でも、正直なところ、同棲しちゃうと、結婚してもしなくても同じ感覚になっていたから、お互いにだらだらしてしまったのかも。』

という話でした…。

結婚へのハードルが低いことはわかった。

けど…やっぱり、モヤモヤする！聞かない方が良かったかもな。

『事情はわかったよ。結婚前提の交際なので、時期を見て親に挨拶に来てほしいと思っているんだけど、そういうこともできる？』

『もちろん。挨拶に伺います。僕の家はそういう話はオープンにする家族ですし、問題ないです。』

『わかりました。では、今日から交際しましょう。』

という感じで、結婚の意思を確認し、お付き合いすることになりました。

『手をつないでもいいですか？』

といって、初めてかたじんくんとスキンシップをとりました（笑）

『手をつなぐのもドキドキする…。手汗かいちゃうな』

といって、初々しい感じです。

『サラさんは大人の女性だから、粗相がないように、粗相がないように、って思ってたんだ。』

とも言われました。

あのよそよそしさはそういう気持ちがあったからなのかな。

まずは交際して相手を知ることからですね。その先に結婚があればいいなぁ。

とにかく、クリスマスの予定は決まりました！

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