私の介護記録 part3 | コロスケのパグとネコと認知症 バタバタ日記

コロスケのパグとネコと認知症 バタバタ日記

老眼鏡な欠かせない40代
パグとネコに癒しを貰いながら認知症のオババ様との闘い日記



義父が3度目の再発

手術室に入ってあっという間に出てきた



あ〜〜
何も出来なかったんだ





主治医からの説明

癌で、肝臓全てが侵されている

手の施しようなし

余命3週間







えっ?
3週間って?






この手術の前に
義父の手術がうまくいきますようにって
激励会を開いた


フグをご馳走した


大好きなお酒も少し呑んだ



楽しかった


父さんも楽しそうだった



なのに・・・







主治医からの説明を聞いたのは
私とオババ様



私の横で聞いていたオババ様




まるで他人事の様に聞いていた

『あら〜〜凄いわね』って








旦那に断り無く私から
自宅で看取りたいと主治医に




だって父さん
早く家に帰りたいって言ってたもん




だから早急に帰してあげたかった







主治医から止められた
『末期癌患者の介護は簡単なものではない』

『どれだけ大変か良くかんがえてください』







それでもいいから
お家に帰したかった





横でオババ様はポカンと聞いていたと思う







そこから兄弟集結していただき
介護の準備を急ピッチで進めた


入院中にケアマネは決まっていたので

介護ベット
酸素の機械
訪問看護
訪問医療の手配








念願の退院

私は実家で父さんが帰ってくるのを待っていた




旦那が父さんを迎えに言ってくれた





帰ってきた父さんを外まで迎えに行った時




父さんは、自宅をしっかり
眺めてた




ゆっくり

ゆっくり

自分の足で歩いて帰ってきた