白馬岳
白馬(2933m)
2008/08/02晴れ～2008/08/03晴れ
～ 小蓮華山からお花畑と白馬三山 ～
前日は嬉しくて眠れず、一睡もせずに高速道路を飛ばして朝4時にJR白馬駅に到着。駅前でアイゼンを借りて猿倉(1230m)を６時に出発、白馬尻から大雪渓（後ろから霧が追いかけ、上からは落石の危険がありスリル満点）を２時間半登り目指すお花畑に・・・花々花々、ハクサンイチゲ・ミヤマキンポウゲ・チングルマ等の大群生、無我夢中でカメラのシャッタをきりまくりました。初めて見たシロウマアサツキ、ウルップソウもSDメモリにバッチリ保存できました。ほとんど休憩もせずに今晩泊の白馬山荘（2832m）に到着（１４時３０分）、昨年の今頃はヘモグロが９で会社の階段も昇れない状態だったのですから驚異の回復！山荘にリックを預け、ふたたび近辺及び山頂2932m)への探索に出発、雷鳥の親子（子７匹）に遭遇しました。親の汚い鳴き声は何度も聞いたのですが、子はひよこらしくピヨピヨと可愛い声で鳴くのですね。全く警戒心が無くハイマツの間から３０分間のほのぼのショーを見せてくれました。
山荘ではは一期一会、山男・山おばさんと高山直物の話で盛り上がり楽しく過ごせました。しかし山小屋のタコ部屋、疲れているはずなのに又よく眠れない夜でした。
翌朝４時起床、御来光を見に山頂へ、山頂では風が強く寒さで凍えながら４時４６分を待ちました。夜明け前が一番寒い、島崎藤村の「夜明け前」を思い出しました。そしてついに御来光！（BGMに「 ツァラテゥストラはかく語
りき 」がぴったりの世界） 皆が一斉に拍手！！「家族の幸せと今ブログお仲間の方々」をお祈りしました。
夜明けと共に雲海に浮かんだ山々がピンクに染まり、幻想的な世界を演出してくれ、近くに剣岳をはじめ北アルプスの山々、遠くに八ヶ岳と富士山を望み本当に来て良かったです。
朝食を食べに一度下山し又 山頂経由で三国境へ、ここの斜面一面が高山植物の女王「コマクサ」が群生しています。
尾根伝いに小蓮華山にここからの杓子岳と白馬岳眺めはとてもすばらしいです。
白馬大池でハクサンコザクラ・チングルマ・イワイチョウを眺めながら昼食をとり、ハクサンシャクナゲの中を通過して乗鞍岳へそして栂池へ（1時）降りてきました。
のいちごアイスクリームで無事帰着をお祝い！（車で禁酒）栂池植物園を少し見学（今まで見てきた花と比べると何とショボイことか？）
ロープウイとバスを乗り継いで白馬駅にもどり、駅に近い日帰り温泉「みみずくの湯」で疲れを癒しました。アルカリ温泉
で露天風呂から白馬尾根が一望できます。
ブルーベリーの生実をお土産に買って車で（睡魔と疲労で登山中より大変）どうにか無事帰宅、家族に一度も連絡とらなかったので非難轟々。
単独登山でしたが、人気の白馬一般ルートでしたので、危険も少なくお花好きおばさんハイカーに結構もて、思い出の夏休みになりました。
大雪渓
クモマグサ コマクサ
シロウマアサツキ ウルップソウ
白馬から鹿島槍ケ岳・五竜岳・鑓ケ岳・杓子岳
八が岳 と富士山
剱岳
白馬山頂と剱岳
杓子岳・鑓ケ岳
雷鳥の親子
【行程】
8/02
1:30 自宅 出発 ８号線
4:00 白馬駅 到着 役場駐車場（1ｈ仮眠）
5:30 BUS
6:00 猿倉
7:25 白馬尻
8:00 大雪渓
9:45 葱平(ねぶかつぴら)
12:45 岩室跡
14:20 白馬山荘 到着
14:40 白馬山頂 (2食9000円）
15:20 白馬山荘前で雷鳥の親子（子5匹）
18:00 夕食
18:50 夕日鑑賞（杓子岳と白馬鑓ガ岳-前穂高、奥穂高、槍ガ岳）
21:00 就寝（6畳8人でほとんど眠れず）
8/03
4:00 起床
4:20 白馬山頂
4:46 御来光
5:00 白馬山荘に戻り朝食
5:30 再び白馬山頂へ
5:40 白馬山頂 着
6:50 三国境
7:40 小蓮華山
8:20 雷鳥坂
9:00 白馬大池
10:00 乗鞍岳
10:40 天狗原
11:40 栂池
12:00 栂池自然園
14:10 栂池ロープウェイ・ゴンドラリフト
15:00 栂池高原 BUS
15:30 白馬駅
16:00 ふくろうの湯
17:30 小谷道の駅
19:20 糸魚川IC 高速
20:20 小杉IC 2700円
21:00 小矢部(途中泊） 着