結婚して大変だなと思ったのは、「躾」の事でした。
目につく事は他にもたくさんあるのですが、
中でも一番大変だなと思ったのは「食事」の事。
当時、5歳(年中)と6歳(年長)だった継息子達。
幼児なのである程度は覚悟していましたが、私の想像以上で!
立ち歩きはしなかったものの、手遊びが酷く、「いただきます」をするとすぐお箸を放り出して、
自分の両手をカブトムシやクワガタに見立ててバトルごっこ。
(当時ムシキングというアニメが流行っていました)
もしくはずーっと喋っているか・・・
ご飯やおかずを床に落とすなんて当たり前。
手遊びしている途中で汁椀に手が当たり、
味噌汁ぶちまけること頻回。
(まるで動物園のよう)
そんな調子なものだから朝食だけでも平均で1時間はかかっていました。
酷い時は2時間近く。
(今思えばよく待っていられたなと思う)
そのせいかは分かりませんが、
その頃の継息子達は標準身長・体重より小さく、ずいぶん心配しました。
(今でも小さい)
継子達が少しでもご飯を食べてくれるように好きな物を作ってみたり、
いろんな人に聞いたり、自分で本やネットで調べた事を実行してみたりもしましたが、
全く効果なし。
そのうちふと気がついたのですが、
継息子達は、好き・嫌いがあるとかそういう問題ではなくて、
そもそも、食べる事にあまり興味がないようなのです。
(こんな朝ご飯をゆったりとした気分で食べるのが理想だけど・・・)
私は食べる事が大好きなので、最初はそんな事があるのだろうかと半信半疑でしたが、
継子達の行動をじっくり観察していたらある事に気がついたのです。
わが家は夫の父母(継息子の祖父母)と敷地内同居で、
継息子達が自由に祖父母宅へ行けるようになっています。
結婚して新しい家ができたと言っても、
継息子達にとって祖父母宅は0歳、1歳から育ってきたおうち。
(実母とは0歳、1歳の時に離別しました)
継息子達はやっぱり祖父母宅が落ち着くと思うし、
正直私も慣れない結婚生活でヘトヘトではあるので、
継息子達がしょっちゅう祖父母宅へ行く事に特に反対はしていませんでした。
ですが、意識して観察していると、
どうやら祖父母宅ではお菓子食べ放題だった模様Σ(゚д゚;)
食べる事に興味がない?と感じたのは、
単にお菓子を食べすぎてお腹が空いていないという理由があったからなのでした。
とは言ってもこのままで良いかと言われればそんなはずもなく、
夫を通じて姑にお願いしてもらったのですが、
一向に改善される様子もなく、しつこく何度もお願いしていたら、
逆に「(継息子を)来させるあんたたちが悪い!」と言われました。
(や、そういう問題じゃないだろ)
結局それらが解決されるのは、継息子達が中学生になってからです。
(習慣というものは本当に恐ろしい)
今思えば、大変だったのは「継息子たち」でなく、「姑」だと思います。
(初婚継母さんの組合でも、そういう事例がよく上がっていました。)
「姑」についてもまた書きたいと思います。
@kotorinosubako
初婚継母歴10年のつぶやき。
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