慶太さんの誕生日祝い小説から続く形で書いてます。
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————— side Ryuichi.O
 
 
 
時々忘られていても、仲間と一緒にいれば、それだけで幸せになる
 
 
だけど、2人のおかげで最高の幸せを感じられたよ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
慶太の誕生日を祝ってから次も仕事があるからそのまま別れて
 
晩飯を食べてとやることやってから寝て、起きたのは朝9時。
 
 
 
 
龍「…仕事とレッスンは昼か…」
 
 
 
 
準備しなきゃと思いながら朝飯を食べてから支度をして家を出た。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仕事場に着いて楽屋に入ると涼平と慶太がソファに座っていた。
 
 
 
 
龍「おはよう。」
 
涼「はよ。」
 
慶「おはよ、龍一君。昨日はありがとね。」
 
龍「どういたしまして。」
 
 
 
 
一言だけ伝えて椅子に座れば、隅に見えた3つの箱。
 
近付くと俺の名前がある箱には様々な形の物があって
 
 
 
 
龍「そっか、今日…」
 
 
 
 
俺の誕生日だった
 
 
 
1つの箱に包まれた黄色のリボンが見えてから気付いた。
 
 
その1つを見ては手紙を読んで、送ってきた人達の気持ちが伝わってきて嬉しかった。
 
 
 
そう思いながら俺は後ろを向いた。
 
 
 
 
涼「…ぁー…」
 
慶「…~♪~♪…」
 
 
 
 
ソファに座りながらゲームをしてる涼平
 
携帯を弄りながら口ずさんでる慶太
 
 
いつものように過ごしてるメンバーと一緒に仕事できるから至福を感じている。
 
 
 
そう思いながら物を置いて椅子に座った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昼から始まった仕事を終えて楽屋に戻ると、慶太と涼平が帰りの支度をしていた。
 
 
 
 
涼「お、お疲れ。」
 
慶「お疲れ様。」
 
龍「おぅ。」
 
 
 
 
一言だけ交わしてから俺も帰る支度をした。
 
 
 
支度を終えて帰ろうとしたときだった。
 
 
 
 
涼「そうだ、龍一。」
 
龍「ん?」
 
涼「後でレッスンルームに来いよ。」
 
龍「…レッスンルーム…?」
 
涼「おぅ。」
 
龍「…分かった。」
 
 
 
 
なんでレッスンルームなんだろ
 
 
そう思いながら答えて鞄を背負って楽屋を出た。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
家に帰ってから鞄を置いて必要な物だけをポケットに入れてまた家を出た。
 
 
 
終わったのが夕方だったから外は暗くなっていた。
 
 
 
 
龍「…寒い…」
 
 
 
 
冬だから寒いのは当たり前だよな。
 
 
そう思いながら歩いていると、涼平に言われたレッスンルームに着いた。
 
 
 
中に入ると誰も来てないのか真っ暗だった。
 
電気を付ければ鏡に写る自分が見えた…のと同時に見えたもの。
 
 
深い緑色をした大きなものが何も飾られてないまま真ん中に置かれていたそれ…
 
 
 
 
龍「クリスマスツリー…?」
 
 
 
 
クリスマスイブに必ず家にあったクリスマスツリーが目の前にあった。
 
 
まだ24日になってないはずなのにクリスマスツリーがあるのだろうか…
 
 
 
そう思って手を伸ばしてから気付いた。
 
 
何も飾られてないクリスマスツリーに1つだけぶら下げられた小さな箱。
 
 
 
 
龍「なんでこれだけ…?」
 
 
 
 
ツリーから外した小さな箱を手にして箱を見ながら開いた。
 
 
 
 
龍「…え…?」
 
 
 
 
小さな箱を開けて見えた中にあったもの
 
1つのプレートに3つの蝶が刻まれたネックレスが入っていた。
 
 
そのネックレスに付いてるプレートの後ろには小さな文字が刻まれていた。
 
 
 
 
涼「“Forever My Friend”」
 
龍「…!」
 
 
 
 
急に聞こえた声に振り向くと、ドアの近くに立っている涼平と慶太がいた。
 
 
 
 
慶「そのクリスマスツリー、設置するの結構大変だったんだよ。」
 
 
 
 
涼平君の案だったし
 
 
そう言いながら慶太と涼平が近付いてきて、俺の両隣に立った。
 
 
 
 
涼「龍一には最高の思い出にしてあげたかったからさ。」
 
 
 
 
アクセサリーは慶太と作ったんだよ
 
 
 
フワリと微笑みながら言う涼平の指には銀色のようなものが小さくこびりついていた。
 
 
慶太の指を見ると、涼平と同じようなものがうっすらとこびりついていた。
 
 
 
 
龍「…」
 
 
 
 
自分の手のひらにあるネックレスを見たら涼平と慶太の優しさが伝わってきて
 
 
心が暖かくなるように感じて嬉しくなった。
 
 
 
 
龍「…ありがとう。涼平、慶太。」
 
涼「おぅ。」
 
慶「どういたしまして。」
 
 
 
 
そっと笑って一言伝えれば、涼平と慶太も一言言ってから微笑んだ。
 
 
 
 
龍「これからも、よろしくな。」
 
慶「こちらこそ。」
 
涼「3人で頑張っていこうぜ。」
 
 
 
 
涼平の言葉に頷いてから涼平と慶太に抱き付いた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎年来る俺にとっての特別な日。
 
忘れてる人がいれば、忘れずにいる人もいる。
 
 
時々くれるプレゼントも嬉しいものになる。
 
 
 
だけど、2人は誰よりも祝ってくれる
 
誰よりも最高のプレゼントをくれる
 
 
それが最高の幸せだと改めて感じた。
 
 
 
 
これからも、涼平と慶太と一緒に…
 
3人でw-inds.をパワーアップしていく
 
 
この先もずっと…
 
 
 
 
 
 
 
        END
 
 
 
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龍一さん、誕生日おめでとうございます!
今回はアクセサリーをプレゼントにしてみました。
(ちなみに2人の指に付いてるというのはアクセサリーを作るときに使う粘土のです。)
 
龍一さんの歌声、コーラス、ラップ、ダンス、パフォーマンス
全てが大好きです!!!
これからも最高のパフォーマンスを楽しみにしています。
ずっと応援しています。頑張ってください!