私は私である。
私は何でもないただの私である。


台風19号 ハギビスがもたらした被害について
私なりに考えた時、
1番に気がついたのは、
『私はとても非力で出来ることに限りがある』という事。
だから、
備えあれば憂いなし。
やり過ぎることに無駄はない。

私の住むマンションの近くには多摩川が流れています。
この多摩川が氾濫するかも!?と聞き、
大切に育てて来たベランダのこの子達、ここには載ってないけど、大切な『金木犀』があります。


金木犀には、亡きオカメインコの骨を分骨して納めて
「ユウちゃん」と呼んでいます。
「ユウちゃん(金木犀)」をお迎えしたのは、3年前。
お迎えした年は花は咲きませんでした。
大切に大切に育てて、去年、花が一つだけ咲きました。小躍りするほど喜びました。

そして、なんと今年はたくさんの蕾をつけてくれました。

守りたい。
でも、家の中には、猫がいるので、家族で話し合い、植木鉢は、ベランダに置くことに決めまして、『ユウちゃん(金木犀)』には、手作りのビニールをつなげたものをかぶせて、ビニールテープが売り切れていて入手出来なかったので、大量にストっクしてあった30リットルのビニール袋の両サイドを切り真ん中を結び、繋げての繰り返しで、お手製のビニールテープもどきを作り、全ての植木鉢を固定して、排水管に固定。1番ベランダで風の影響を受けにくい隅に置きました。


風呂の水はマックスで綺麗な水をはり、断水に備えた飲み水や、トイレ等で使う水もたっぷり確保。

東日本大震災の時から災害意識を持ち、防災用具は揃っていました。
ある程度の食料も、水も、猫用のごはんやおやつも。
いざという時の猫用の大きなケージも。


最悪、人はまだ我慢出来ます。
けど、愛するこの子たちには、何があってもなるべく『普段通り』にしてあげたくて、試行錯誤して揃えて行きました。

人は「弱くて、大したことが出来ない」
ならば、「万全にやり過ぎるくらいの事」をしよう。

人がどんなに頑張っても、人智を超えた災害、水害などは、どうする事も出来ません。

万全に整えたのなら…
祈るくらいしか出来ない。

命を守る行動を。
命を守る最優先の行動を!

それは、この先、またやってくるであろう台風やそれ以外の災害に備えて
『私に何が出来るのか?』
『今、出来ること』
を本気で考えていくこと。

この意識の輪を本気で広げていきたいと思いました。

我が家は無事でしたが、被災した人達が沢山いて、亡くなった命に、「命を守るもっと最善の方法」は無かったのか?
そう思うと悔し涙が出てきます。


まだまだ被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
一日も早く元の生活に戻れますように。

亡くなられた方にはお悔やみを申し上げます。

今回、無事だった人達も、次は分かりません。
だからこそ、真剣に考えてほしいです。

台風が過ぎた10月12日、我が家のにゃんずのおやつタイム。左から珠音、ティファ、しおちゃん。



愛猫を家族を大切な人達を守れるのは、
「弱くて心配性で、優しい」そんなあなただけなのです。

家族分の懐中電灯を。(さらに予備があれば素敵です)
電池は、常にストック。
キャンドル(アロマキャンドルがオススメです)
火には細心の注意が必要ですが、停電時にはとても重宝します。
スマホの充電器。(電池で充電出来るものもあると良いと思います)
パソコンやiPad等も普段から充電マックスにする習慣を。
小型ラジオも便利です。
全ては書ききれませんが、家族で話し合う時間を作って『命を守る最優先の課題』にしてほしいと切に願うものであります。