スピリチュアルって、何ですか? | セラピスト道場 ~自分を癒し、人を応援する実力を鍛える~

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あなたが「ほんとうにほんとうに望んでいること」は何でしょう?
それは、あなたとこの世界にとって、最高の恵みです。
それを形にしていきましょう!

●スピリチュアルって、何ですか?

あなたの夢をかなえるヒーラー:渡辺高史です。

スピリチュアルなことに傾倒することで、かえって苦しみが増している方が多いです。

ヒーリングとか、セラピーとかも含めてです。

しかも、本人は、スピリチュアルが原因だと思っていない。

僕は、スピリチュアルの負の側面に毒されている人の眼を覚まさせるために、あえて「ヒーリング」「ヒーラー」という冠をつけて活動しています。

で、たまに、「スピリチュアルって、何ですか?」と聞かれることも多くなりました。

スピリチュアルって、いろんな説明の仕方がありますが、僕なりにまとめると、

古い時代において、生きるうえでの苦しみを軽減するために、作り出された物語ですね。

その時代においては、人を元気にするパワーがありました。

神や運命や前世を想定することで、納得できないことへの納得が生まれ、苦しみと向き合う覚悟ができました。

人は、納得したい生き物なのです。

神や運命や前世やなどというのは、受け容れがたいことが納得できるようになるための物語です。

物語とは、作り話、ということです。作り話ですが、人を救うチカラがありました。

また、占いを信じることによって、決断に際した迷いを払拭できました。

占いを信じることによって、いかなる結果も受け容れる覚悟が整ったわけです。

そして、迷いに伴う苦しみも一緒に払拭できたわけです。

人には、不確実なものを嫌い、確実なものを求める傾向があるためです。

占いも、古い時代においては、人生をプラスに運ぶためのパワーもありました。

しかし、現代においては、古いスピリチュアルのマイナス部分が出るようになってきています。

マイナス部分とは、大きく言って、被害者意識、弱者意識、依存体質、逃避体質です。

なのに、人が「スピリチュアルな物語」を受け入れてしまうのはなぜか?

自分の人生を、自分以外のせいにする道具・言い訳が得られるからです。

苦しい出来事を受け入れつつ前に進むための納得ではなく、向き合わなくてもいい理由にするために、「スピリチュアルな物語」「ヒーリングという技術」が利用されてしまっているのです。

それでは、生きるチカラを得ることができません。

占い依存症が生まれるのも、同じ背景です。

僕は、そんなヒーリングを提供するつもりは、毛頭ありません。

ぜひ、ご自分でも、「ヒーリングを求める動機」を考えてみてくださいね。

あなたは、ヒーリングを逃げるために使いますか?

それとも、向き合っていくために使いますか?

どちらが、あなた本来のチカラを取り戻すほうに作用するかは、自明ですよね?

あなたの夢をかなえるヒーラー:渡辺高史