●映画をヒーリングに使う方法~『自分』が壊れながら、広がっていく快感~
命の営みに寄り添うヒーラー:渡辺高史です。
最近、いくつかの映画を借りてみているのだけれど、その表現によって伝達されている臨場感そのものを感じると、
「ああ、こんな感じなんだ!」
「おお、これだよ、これ!」
と感じることが多いです。
たとえば、リュック・ベッソンの『ルーシー』で、ルーシーが飛行機の中で崩れかける描写があります。
『ルーシー』は、ある薬物を大量摂取してしまったルーシーの脳が、どんどん覚醒していって、最後には100%覚醒してしまう、というお話。
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あれって、『自分』の定義や範囲や能力が、壊されて広がる時に、主観的に体験することの感情・感覚の描写そのものとして、すごくよく理解できます。
あれは、ある一面、これまでの『自分』が壊れることなので、強烈な違和感を感じたり、凄まじいまでの抵抗・苦痛・恐怖すら覚えたりしても当然でしょう。
で、同時に、あの描写は、『自分という幻想』が、より自由に、より広がって、より成長している瞬間瞬間に感じる【快感】の表現でもあります。
知的な理解じゃなくて、主観的体験として。
だから「知識に乾杯」なんですね。
(流れを理解したい方は、映画を観てね)。
その「知識」とは、単なる百科事典的な情報の羅列ではなくて、
1つには、「『自分という幻想』が本当は何者であるか?どんな存在であるのか?」ということに関する真実という知識であり、
もう1つは、その自覚の視点からこそ可能なあらゆる情報の俯瞰整理と、情報の並べ替え、という「情報処理に関する知識(視点)の獲得」です。
(補足:ただ、この2つの知識だけでは不十分で、その活用こそが、命の営み(進化)の真骨頂です。
ルーシーは、この2つの基礎知識を実用するために、最後に実際にネットワークに接続して、あらゆる具体的な情報にアクセスし、処理して、まとめ上げ、博士に託しました。
で、映画の中では「まとめ上げていく方法」と「まとめ上げられた情報」について述べられていません。
その臨場感のみが表現されています。
ですが、それは当然のことです。
なぜなら、その方法と結果は、私たち一人ひとりが、創造し辿るべきことだからです。
私たち一人ひとりにも、ルーシーがやったことと同じことが、それぞれ一人ひとりにあったバリエーションで、要請されているのです。
それが、命の真実、命の必然なのですから。)
で、あの崩壊体験の描写と、その「使い方」に戻りましょう。
あれを、あたかも自分がしているかのように、もしくは自分の心身におこっているものとして、『自分』に重ね合わせて体験してみます。
すると、自分を変えるツールにすことができることが分かります。
やり方としては、たとえばこのルーシーの場面を応用する場合、
壊せないでいる自分の「枠」をいくつか特定して、あの描写の臨場感を借りて、それが壊れる感覚を作り出して、実際にその「枠」を超えてしまうのです。
自分独りの想像力だけでやっていては超えられない部分があっても、映画の描写の臨場感を借りると、ヒントや答えが得られてしまうことが多いのです。
今のところは、これが一番実用的で分かりやすい使い道かな。
遠隔ヒーリングとして使えば、枠にとらわれている人を解放するプロセスを促進することもできそうです。
で、実際にそんなヒーリングを創って、メルマガ読者限定で伝授しています。
僕の場合、NLPのポジションチェンジや、神田橋先生の離魂融合、苫米地さんの人工共感覚トレーニングなどなどを、【基礎基本】として毎日ひたすらやってきました。
ここに書いているのは、それらの基本技法の応用的・総合的な使い方とも言えます。
こういう使い方をしてみると、グッと鮮明に『自分という幻想』と遊びながら、『自分という幻想』を広げ、変えていくことが続けていけそうに思えてきます。
こんなことに興味のある方は、ぜひ【基礎基本】を地道に続けるといいですね。
なかなか面白くて、遊びがいのあるツールですよ♪
こういうことを実践しながら共有できる仲間が増えたら、楽しいなあ、と思っていますので、興味の深い方はお声かけください^^
・僕のヒーリングを受けるもよし、
・まずはメルマガを登録するもよし。
僕からお伝えできることは、お伝えしていきたいと思っています。
他の映画でも、それぞれのキャラクターに没入したり、抜け出たりしてみると、いろいろと楽しいですね~。
自在に生きられるようになります。
命の営みに寄り添うヒーラー:渡辺高史