世界につながる古くて新しい町 中崎 | 谷町 邦子★荒野のこぼれんぼう

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 今日は大阪市北区中崎西で行われた「WorldなんみんDay 2015」に行ってきました。
 戦災をまぬがれた古くからの町並みが残る中崎地区では、NPOなどと連携をとりつつ難民の支援を行っています。
 難民との共生について、地域の人々に楽しみながら理解してもらおうと始まった「WorldなんみんDay」は今年で3回目。去年取材でお邪魔した私は、今年も顔を出してみました。

 

 中崎町ホールでは複数のブースが並び、難民支援NPOや海外のアーティストらとともに、震災支援に関わる団体も出店していました。

 写真のブースは課題を抱えながら復興を続ける東北、今年の4月に地震があったネパール、そして豪雨による災害にあったばかりの東日本を支援する、ダッシュ隊大阪、災害後方支援「元気玉」、災害NGO結などの団体や、その趣旨に賛同する方々によるものです。

 

 私はそこでネパールの小学生が書いた絵ハガキを買いました。



 絵のテーマは「好きなもの」。
 旗の方は、子どもなりに感謝の気持ちを伝えようとしたのだと思います。けなげです。
 鳥はどうやらアヒルのようです。アヒルが水の上を気持ちよく泳ぎ、ちょうちょが飛ぶようなのどかな日常を、絵を描いた子どもは取り戻せているということでしょうか。

 ダッシュ隊大阪の男性は、この後すぐ、栃木の災害支援に向かわれるようです。

 国内で災害に遭った人を助ける人、国外から助けを求めてくる人を守る人、国外で苦しむ人を助ける人、
いろんな、困っている人をほっておけない人たち。

 私はそこに、ほんの少しだけいました。そんな場所に行けて良かったです。