2024年、明けましておめでとうございます。
今年もあまり更新できないであろうこのブログですが、どうぞよろしくお願いします。
今年の抱負
今までほったらかしにしていた趣味に、もう少し力を入れてみる。
はぁ〜 我ながら 贅沢なこと言ってるねぇ〜
先日、ある日本人の若者と話した。
彼は現在20代半ば、昨年ヨーロッパのある都市で、飲食業を始めた。今年からは不動産業界に進出を予定しているそうで、民宿(Airbnb)をするべく準備をしているのだそうだ。
俺、早く金持ちになりたいんっすよ
と彼は言う。
あなた、まだ20代でしょ? これからどんどん色んなことを体験していけばいいんじゃないの? 焦らなくてもお金はそのうちついてくるわよ。
いや、俺はできるだけ若いうちに金持ちになりたいんです。年取ってから金あってもしょうがないっしょ?
そうだね、80歳で100億円持っている老人と、1万円しか持ってない若者、どちらになれるかと言われたら、ほとんどの人が後者を選ぶだろう。でもね、お金がなくても楽しいのは、若者だからなのよ。
うちの親って、かなり貧乏だったんすよ。だから、早く親に楽をさせてやりたいんです。
その心がけは立派だけど、彼の今のビジネスは、かなり急いでいるように私には見えた。短期間に商売の手を広げてしまうのは、若いアントレプレナーが失敗する定石じゃないか。と思ったが、彼は若さ特有の、根拠のない自信に満ちあふれていた。
人が一生を通じて金持ちでいられるなら、それに越したことはないでしょうよ。
でも、人生の一時期しかお金に余裕が持てないのだとしたら、私なら若い時よりある程度年齢がいってからの方がいいと思うわね。
あ〜、俺、それは嫌なんすよ。とにかく若いうちにまとまったお金を持って、旅行したりとか、親にもプレゼントをしたりとか・・・。
私はこう思う。
若い時の貧乏や苦労は、けっこう耐えられるし、ある意味楽しい。それに、周囲にいる友もたいてい貧乏で、寂しさや辛さは感じない。
ところが中年以上になって、体力が落ちてくると、お金のためにどんな仕事でも、何時間でも働くというわけにはいかなくなる。それに、周囲の友達が成功してたりすると、自分の貧乏な状況と比べて落ち込む。結果人を遠ざけてしまい、深い孤独に陥る可能性もある。まじで辛いですよ、年取って貧乏ってのは。
だから、お金は人生の前半より、後半にあったほうがいいんじゃないかと思うんだけどね。
とは言っても、若い彼は聞く耳持たず。一撃千金の計画(妄想)は止まらない。
はい〜、若者のやる気を削ぐことはないものね。頑張ってください。
2024年、君の幸運を祈る!
(今日のスウェーデン写真)
クリスマスイブのデザートは ⇓
すべて娘が作ってくれました。でも、甘い物が食べられない私なので残念!