恐れ多くも回ってきたバトンに回答してて、初めて気づいたのですが、なんと!!明日で、スキビ2次を書き始めて2ヶ月になります。
リクなんて募っても、私に捌ききれる技量がないので、こちらの作品をフリーにしたいと思います。
貰ってやるぜ!!と云う奇特な方、心優しい方がいらっしゃれば、一言「もらっていきま~す」と仰ってくだされば、くりくりが小躍りしてしまいます。
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九月も半ば。蓮とキョーコは、ロケのために本州最南端に位置するW県に来ていた。
ロケもサクサクと順調に進み、翌日は丸一日オフとなった前夜。宿泊先の旅館で夕食を蓮とキョーコ、社の三人で囲んでいた時のこと。
社が切り出した。「さっき、お女将さんに聞いたんだけどさ。ここから車で小一時間の所にコスモスパークって言う所があるんだって。ちょうど今が見頃らしいから明日行って来たら?天気がいいと、A島やT県も見えるらしいよ?」
今はまだ、蓮への恋心を認めたくなくて、なるべく蓮と二人きりになる事を避けたいキョーコは、「それなら社さんもご一緒に・・・」とさりげなさを装って社を誘ったのだが、
「気持ちは嬉しいけど、実は他の人たちと温泉巡りする約束しちゃってて。ごめんね、キョーコちゃん。」そう社にやんわりと断られてしまった。
一瞬、キョーコは辛そうな表情を浮かべたが、すぐにいつもの笑顔を浮かべて、「それなら仕方がないですね。」と答えた。
蓮は、そんなキョーコの表情が気になったが、何も言わなかった。
翌朝。コンビニなんて殆どないからと、旅館が用意してくれたお弁当を持って、蓮とキョーコは敏腕マネージャーが手配したレンタカーに乗って出かけた。
二人を見送った社の背後からのんびりとした声が掛けられた。
「おはよう、社君。蓮たちはもう出かけたのか?」
「おはようございます、新開監督。ええ、ちょうど今出かけましたよ。」と社が答えると、
「これで、本当にあの二人纏まるのか?」新開が不思議そうに問うと、
「纏ってくれなきゃ、俺が困ります。ヘタレなあいつが漸く重い腰を上げたんですから。」と些か疲れたように社が答えた。
《続く》
地元の有名所を出してしまっただよ(;´▽`A``
行ったことはないんですけどね( ̄ー ̄;
あと、蓮たちが泊まってるのって「ホテル」じゃないの?と思われる方がおられるかもしれませんが、私が住んでる所は、観光地でも何でもないので、そんな洒落た物はございません!!「旅館」はありますが。
あと、コンビニもロー○ンが2軒ほどあるだけです。他のコンビニはございません。
以上注意書きでございました。(苦笑)