今日は、特定疾患受給者証の更新をしてきました。


毎度ながら、なぜ毎年更新しなければならないのか分かりません。


市役所で必要書類をもらっているときに、ふと考えました。


住民票は住民課でもらい、所得証明は税務課でもらう・・・。


これって非効率じゃない?


市役所にとっての顧客は市民です。


そうであれば、もう少し市民が利用しやすい作りに配慮してもよい気がします。


経営学の部門別制に例えるなら、機能別組織に近い感じです。


機能別組織は「効率性」を重視した業務ができる事が最大の特徴です。


でも、それは職員の都合であって顧客のためになっていない。


難病患者の手続が一カ所で済むような「事業部別組織」があってもよいのではないでしょうか。


とはいえ、最近は出産関係の手続が一カ所で済むような場所を設けている役所もあるようなので、たまたま私の役所がそういう作りだったのかもしれません。


これと似たような話は病院にもあります。


病室やトイレのなどのレイアウトは職員の効率性が重視されています。


そこに、患者がどのような気持ちで利用し、どのような動線を描くかという考えはありません。


最近は、ホテルのロビーのような高級感のある病院もあるようです。


それは、単に高級感を演出するだけでなく、患者の心に安らぎを与える意図があります。


病院とは、病気になった人たちが集まるところです。


予算や効率優先の無機質な病院で数時間待たされたら、誰でも気が滅入ります。


私も「顧客が何を望んでいるか」を常に考えてサービスを提供していきたいものです。



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