こんにちは。くろわです。

 

 

今回の人工肛門の手術により入院しましたが、退院までの大まなかスケジュールを書いてみました。


 

【手術前日】
麻酔科医から手術に使用する麻酔とリスクの説明
担当医から手術に関する説明
(手術に至る経緯、手術箇所、リスク等)

ちなみに、食事は夕食まで出ました。


【手術当日】

朝から絶飲食
手術室で全身麻酔による手術(4~5時間)
手術後安静にするための部屋があり、そこで目を覚ます
 

その時点では、鼻から管が入っていました。

他にも腕に点滴、小水、ストマ、両臀部よりドレーンあり。


【術後1日目】
術後の安静部屋から病室まで歩いて移動

 

腸の術後のリスクのひとつに、狭窄があり、それを防ぐためにも術後はできるだけ身体を動かし、腸を動かす必要があります。
そのため、翌日より病室へ移動し、できるだけ歩くように説明を受けました。
この時は、身体のだるさがありますが、痛みは麻酔が効いています。
そして、この時期にできるだけ歩いた方が良いです。
なぜなら、麻酔が切れてしまうと痛みで歩くのが辛くなるから(汗)


【術後2~3日目】
歩く。疲れて休む。その繰り返し。


初ストマ交換。初めて自分のストマを見ることになるが、身体がだるくてそれどころではない(汗)


【術後4~5日目】
飲水の許可が出て、腹痛等なければ重湯から食事開始。
麻酔が切れる。以降、痛みに対しては痛み止めの服用により対応。
小水のドレーン抜ける。

座るとお尻が痛いため、立ったまま食事をする。食事をするのにも一苦労。

 

意識もはっきりしてくるし、身体はだるいし、このあたりが一番辛かったかもしれない。


【術後6~7日目】
ストマドレーン抜けて、パウチのみの装着。
両臀部のドレーンが痛くて悶絶。
仰向け、横向き、どの体位でも痛い。
痛いから次第に歩かなくなってしまう。

 

 

【術後1~2週間】

右の臀部ドレーンが抜ける。

術後の傷の治りを促進するために、傷の部分を陰圧にする器械を装着する。

これも管が邪魔になり傷も痛いので、まっすぐに座ることができない。

寝返り、起き上がりに臀部の痛みがあり、歩く時も気になるため、よちよち歩きになる。

寝ている時に同じ姿勢になることが多いためか、腰痛に悩まされます。

 

ストマ交換練習をしながら、自分にあったタイプを決めるため、いくつか試してみる。

 

 

【術後2~3週間】

左の臀部ドレーンと器具が抜ける。

点滴等何もつながれていない状態になる。

お尻の痛みは続いている。

手術の傷がある程度治ってくるとシャワーの許可が出る。

 

ストマ交換ほぼ自分でできるようになり、装具のタイプが決まる。

 

 

 

 

 

私の場合は退院まで3週間かかりました。

 

 

ただ、体力の低下やお尻の痛みがある状態での退院でしたので、退院翌日から仕事とかまず無理な状態です。
 

人工肛門手術の場合、退院のポイントは

①手術の傷が治っているか

②自力でストマ交換ができるか

の2点のようです。

 

 

今後入院予定の方は参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。