こんにちは。くろわです。
 
 
 
最近「好きなことを仕事にする」という言葉をよく聞きます。
 
 
 
 
自分の好きなことを生かして仕事をするためのセミナーも流行っているようです。
 
 
 
 
大きな経済成長も見込めず、物が溢れている世の中では、人生の中で大きく占める仕事に対する考え方が変わってきています。
 
 
 
 
収入ももちろん大切ですが、自身の「やりがい」や「納得感」を重視する人が増えています。
 
 
 
人間は皆幸せを求めていると思いますが、
 
 
 
それでは、好きなことを仕事にしたら幸せになれるのでしょうか・・・?
 
 
 
 
私はそのためには「好きなこと」の定義がそれぞれできていることが大切だと考えます。
 
 
 
 
多くの人にとって好きなこととは「楽しい」ことだと思います。
 
 
 
 
友達と遊んだり、旅行したり、ドライブしたり・・・。
 
 
 
 
 
ただ、好きなことを仕事に関連づけて考えるときには別の視点が必要になります。
 
 
 
それは「続けられること」です。
 
 
 
 
 
仕事は毎日反復継続するものです。
 
 
 
旅行やドライブなどの気分転換はたまにやるから楽しいのであって、毎日だと飽きてきます。
 
 
 
また、パン作りが趣味の人がパン屋を始める場合、
 
 
 
その人は「作りたいパン」ではなくて「売れるパン」を作る必要があります。
 
 
 
こう考えると、好きなことをそのまま仕事にすればいいかというと、そうではないようです。
 
 
 
「続けられることを仕事にする」ということも大切ですが、
 
 
 
自分にとって何が続けられることかわからない人もいると思います。
 
 
 
 
 
だから私はとりあえず「何でもやってみる」というチャレンジ精神が大事なのかなと思います。
 
 
 
 
「やりがい」や「納得感」って後からついてくることも多いです。
 
 
 
まず人のお役に立って感謝されると、自己肯定感が満たされるし最初は苦手だった仕事も意外と楽しく感じることができます。
 
 
 
たった一度の人生、自分の好きなことで満たしたい気持ちはよくわかります。
 
 
 
ただ、それに縛られすぎて可能性を狭めてしまうことの方がもったいないです。
 
 
 
私もそんな時期がありました。
 
 
 
難病になったからこそいろんな夢を叶えたいと思いました。
 
 
 
 
でも、急がば回れという有名な言葉もあります。
 
 
 
 
 
悲しいことですが、想いがすぐに成就することは少ないです。
 
 
 
 
 
だからこそ、本当に叶えたいことがあるなら近道よりも確実な道を選びましょう。
 
 
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。