ardent love/吹き荒ぶ水面 外伝 /律・綾人-47 | 花の兎 雪の兎~オリジナルと2次元 2.5次元BL~

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俺の両手首を握ったまま

「ジャケットだけ・・・・・・・・・・脱いでいいですか?」

律が聞いてきた。

「ふふ・・・・・・・・・・。いいよ・・・・・・・・・・・」

俺が言うと シーツに俺の両手を置き 「動かさないように」という視線で見ながら 律は バサッと ジャケットを脱ぎ捨てた。

中は 昼間に シャツを一枚脱いで カナちゃんの血を拭ったままだったので 半袖だ。

その 筋肉の形が見えるTシャツ姿に・・・・・・・・・・・見惚れてしまう。



・・・・・・・・おいおい・・・・・・・・。俺がうっとりしてどうする?

これは『お仕置き』なんだから・・・・・・・・・



そう自分に言い聞かせながら・・・・・・・・・・キュッと口元を引き締めた。

律は そのまま 俺の太腿のあたりに跨ってくる。

「・・・・・・・・・・・綾人さん・・・・・・・・・・。好きです・・・・・・・・・・・」

そう言って熱を帯びた視線で見つめてくるのは・・・・・・・・・・・反則だぜ・・・・・・律。

暖かな温もりとキスが舞い落ちてきて・・・・・・・・・ふわっと 俺は 包まれた気分になった。

これ・・・・・・・・・・・これなんだよなぁ・・・・・・・・・・。

やっぱり・・・・・・・・律とは こうやって抱き合いたいんだよなぁ・・・・・・・・・なんて ちょっと うっとりとしてキスしていると・・・・・・・・・

律に カプリと 唇を噛まれた。

「・・・・・・・いてぇよっ!! 重ね重ね・・・・・・・・・何すんだよっ、お前・・・・・・・・・」

「俺も綾人さんに聞きたいことがあるんですけど・・・・・・・・・どうして 他の奴と・・・・・・・キス・・・・・・・・・・したんすか?」

・・・・・・・・・・・律の目が・・・・・・・・・・マジで怖いんだけど・・・・・・・・