花の兎 雪の兎~オリジナルと2次元 2.5次元BL~

花の兎 雪の兎~オリジナルと2次元 2.5次元BL~

日々のあれこれ、気ままに創作、なんでもありのブログかな?


2 ギイside

 

「まったく言い出したら聞かないのはむかしからで そんなタクミが好きなんだけどさぁ」

 

と俺は一人取り残された部屋でぼやいた。

 

一分一秒でも多く愛する人と過ごしたい。

 

離れていた時間が長かったから尚のこと。

 

ぐだぐだに甘やかして 俺なしじゃ生きていけないくらいにしてやりたい。

 

でも タクミはやんわりとそれを拒絶する。

 

「・・・タクミも俺がなんでもしてやりたいと思うように 俺のことを面倒見たいんだろうけどさ」

 

そんなことはわかっている。

 

与えられてるだけじゃ満足できない愛を お互いが貫いてるなんて きっと世界中で俺たちだけなんじゃないかと自惚れてしまう。

 

タクミと出会った頃は こんな日々がくるなんて思えなかった。

 

「・・・幸せ、だなぁ」

 

シーツにくるまりながら タクミを愛したことは間違いじゃない、と満足したその瞬間

 

がたがたっ、という激しい音と『タクミさまっっ』と叫ぶJの声が聞こえて 俺は 慌ててベッドから飛び出した。

 

 

------不定期-----お世話になっているPYちゃんに捧げる物語

1 タクミside

 

温かな腕に包まれて目ざめる朝。

 

僕は 名残惜しもながら その腕を掴んでベッドから抜け出ようとした。

 

だけど ギイは そんな僕をまたぎゅっと、と抱きしめてくる。

 

「ちょっと、離して、起きられないよ」

 

「まだいいだろ・・・」

 

澄んだブルーの瞳で僕を見つめながら 僕の額にちゅっとキスを落とすギイに 僕は欠伸を吐きながら言った。

 

「今日は出社するんだろ? 朝ごはん作らなきゃ」

 

「そんなの・・・出先で何とかするよ」

 

「だめだって。だって 僕がMrs.Susieの代理をするって宣言したんだから」

 

「だから 彼女の代わりにメイドを多く雇えばよかったんだよ」

 

「・・・だめ。Mrs.Susieの戻る場所は残しておきたいんだもん」

 

僕は 一生懸命 ギイの腕から逃れようとするけれど ギイは逆に腕に力を連れてきた。

 

この攻防戦になったのは3日前。

 

出来れば僕だって朝は弱いからまったりしたい。

 

でも Mrs.Susieが カナダに住む娘さんのところに行って 孫と会うために少しだけ長い休みを取ったのだ。

 

彼女はこの屋敷のほとんどの雑用をやってくれていて 僕たちには「お母さん」みたいな立ち位置で ずっと仕事を続けていてほしい。

 

まぁ、雑用に数人はメイドさんを雇いはしたものの 朝食だけは僕が作ることにした。

 

ちなみに夜は有名店のシェフが交代で来てくれるようにJさんが手配してくれている。

 

そんな何人も補充がいる仕事をMrs.Susieはこなしていたのだ。

 

「今日は味噌を取り寄せてあるから和食の予定。ギイはもう少し寝ていて」

 

「もう・・・、まったく言うことを聞いてくれないな」

 

「はいはい、てなんでも言うことを聞く僕が好きなの?」

 

僕の言葉に ギイは少しだけ口を歪ませ「タクミはタクミ。いつでも「いま」のタクミが好きだよ」と 諦めて腕を放してくれた。

 

「また起こしに来るから・・・。寝てて」

 

僕が言うと ギイは「わかったよ」とシーツを肩までかけて微笑んだ。

 

そのまま 僕はまた欠伸をしながら部屋から出ていく。

 

ずっとギイと抱き合っていたいのは本当だけど それだけじゃ満足できない。

 

僕がすることで ギイを喜ばせたり楽しませたりしたい。

 

贅沢に寄り掛かって暮らすだけじゃ物足りない。

 

与えたいものがある。

 

ふたりで共に生きているという日々の些細な証。

 

「味噌汁の具材は何にしようかなぁ・・・」

 

冷蔵庫の中を思い出しながら 僕が階段を降りようとしたとき

 

「・・・・・・え?」

 

僕は足を踏み外して そのまま転げ落ちたのだった。

 

毎年恒例の桃花の写真。

とうとう ちびさんずに写真拒否られました😭

ま、成長ということでwww

雨の中の桃花

色がより鮮やかに✨




新年にご挨拶しようと思っていましたが いろいろあって いまも大変な最中ですので 控えさせていただきます。

 

一日も早い復興と心の平安が訪れますように。

 

 

さて 何をしていたかと言いますと

 

推しの案件のイベントが年末に始まりまして ずっとゲームやってましたwww

 

案件自体は終わったのですが なかなかに嵌りまして ゲームで仲良くなった人たちと残留組として「ギルド」でやってます。

 

わかりやすい言葉で言えば 仲間、ですねー

 

でも なぜか チャットで 推しの話は全くしないというww 同担拒否とかもある世界ですから ゲームの話ばかり

 

モモンガのポーチを作りながら 映画を見ながら ゲームをしながらの三点セットの数か月。

 

現在 ポーチ作りに飽きて ゲームはやりこみすぎて時間ゲーになってしまい 操作することがない放置←課金すれば終わるけどねー。ただいま採掘場を作るのに二〇日待ち(´;ω;`)ウゥゥ

 

他の人の情報によると 研究で半年近いのもあるとか・・・

 

最初こそ数時間おきに操作してたけどwww

 

で、人数減りすぎて 話せばごちゃごちゃしてますが 統合したいけどできないとか 残留組でわちゃわちゃと焦ってます。

 

ただ 本当にいまのギルドがまったりいい雰囲気で楽しいので まだしばらくはゲーム滞在。

 

で、ポーチ飽きてるので こっちに久しぶりに来ました。

 

頭の中では このあたりのシーンはぐるぐる回ってて 少しずつ変わっているんだけど ちょっと書留とめとこうかな、と。

 

最初は リュウとユウも普通の生活に戻る予定だったはず・・・

 

このあと 数か月後のシーンとかも頭は回転している、ということは 本気でただいまポーチ作りに飽きたっっ

 

と、来週は2号の私立受験。

 

そう、受験生。

 

だけど 受験生と住んでいる気がしない。

 

まったくいつもと変わらないマイタイムぶり。

 

11時になったらミルクコーヒーを飲んで歯を磨いて11時15に寝る。

 

えーーーーっっっ、、、←特になにも言わないけど内心思う(;^_^A

 

これをずっと続けてるからねぇ・・・

 

で 朝は6時半に自分できっちり起きる・・・

 

どうして生活が乱れないんだ?

 

ちなみに毎年大みそかもコレwww

 

「わーい。大みそかだから夜更かしできるー」とか彼にはない。

 

試験前もコレ。

 

たぶん 公立の入試もコレな・・・

 

親だけ ちょっとそわそわしてるけど 1号と違ってしっかりしてるからねぇ┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

そんなこんなで そろそろポーチ作らないと出品がないっっ←写真だけ撮ってるのもあるし そろそろ完成なのもある。相変わらず 携帯ポチポチが嫌いすぎて・・・

 

あ、ゲームはパソコンでやってるから 映画と一緒に二画面ww

 

いまは ゲームつけっぱなしで これを書きながらYouTube

 

 

あぁ、終わってる・・・

 

 

では みなさんはどんなかな?

 

 

 

「またな・・・」

 

 

( ´Д`)ノ~バイバイ

「終わったな」

 

ぽつり、と綾人は言った。

 

地面に横たわる男は もうただの器でしかない。

 

あれほど 生に取りつかれ たくさんの命を蔑ろにした男の末路は ふつうの人間と同じで「死」だった。

 

「だが・・・まだここが終着点じゃない」

 

淡々としたタキグチの言葉に 珍しく綾人は「あぁ」と小さく答えた。

 

「と、いうことで・・・、お別れだ。律」

 

「・・・え?」

 

「ついでに マオと渡辺博士もな」

 

「なに言ってるの? 綾人さん」

 

律とマオは驚いた表情を露わにして綾人を見た。

 

「・・・お前らと暮らした数年間、楽しかったよ。だけど こっから先は・・・足手まといなんだよ」

 

綾人は いつもの飄々とした笑顔で言うと ふっ、と右のくちびるの端を上げた。

 

「俺は タキグチとdoctor.yunと行く」

 

「・・・何を言ってるんですかっ。俺はあんたと行きます」

 

「だーかーらー、足手まといについてこられたら こっちの目的をヤル前にやべぇんだよ」

 

「俺はあんたのためなら死んでもいい」

 

「うるさいっっ」

 

律の声を遮って 綾人は声を荒げた。

 

「そういうのはもうお終いだ。実力の差はわかるだろ? マオ・・・、お前も置いていく」

 

「・・・・・・綾人さん・・・、僕も・・・一緒に」

 

そう言いかけたマオだが 綾人の胸の内も手に取るように分かった。

 

彼が言うように いくら訓練されて育ったとは言え 実戦経験は彼らの比ではない事くらい マオは理解している。

 

そして 常人よりも強くても 律はふつうに育った人間であり 大輔はそういう世界に身を置くことがない人間だ。

 

「・・・決めてたの?」

 

マオはそう綾人に聞いた。

 

「これが終わったらな、本格的に動かないと 俺たちも年を取っちまうしなぁ・・・」

 

ふざけたように綾人は答えたが 表情はまじめだった。

 

「・・・・・・カナタさんたちは・・・?」

 

「あいつらは「こっち」だ。お前たちとリュウとユウは・・・「あっち」の世界に戻れよ」

 

「・・・・・・」

 

マオは 涙をこらえることができずに泣き出した。

 

自分がなにを言っても 綾人は首を縦に振らないだろう。

 

いままで人生のほとんどを自分を守るために生きて来た綾人が 自分を突き放す。

 

それは 自分を思ってのこと、そして 自分が成長したのだと綾人は認めてくれたのだ。

 

「俺は・・・無理です」

 

「律・・・、俺はお前の盾なんかいらねぇ。守るものが多いと本当に面倒くさいんだよ」

 

「・・・・・・綾人さん」

 

「俺が初めて愛して・・・ずっと愛している男だ。情けない姿は見せんなよ」

 

綾人は必死に笑顔を作っているかのように見えて 律はぎゅっとこぶしを握り締めて 彼に伸ばしたい手を引き止めた。

 

縋りついて置いていくなと泣き言をいうのは 綾人を苦しめてしまう。

 

わかっている。

 

律は苦渋の決断をして 自分のもとを離れると綾人が言ったのが分かった。

 

なぜなら いつも人を小ばかにしたような瞳の綾人の頬に 一滴の涙が落ちたのだ。

 

感情もなにもかも押し殺すよう育てられた彼が隠せない深い愛を 律は感じた。

 

そんな姿を見せられて どうしてこれ以上 彼を引き止めることができるだろうか?

 

彼についていくには自分は釣り合わない。

 

それなら・・・と 律は閉ざしていた口を開いた。

 

「いつでも帰ってきてください。俺は・・・あんたにふさわしい男になるように努力します」

 

「はは・・・、帰ってくる保障なんてないよ」

 

「それでも待ちます。あなたの許可はいらない。俺が待っているということだけは心にとどめておいてください」

 

「・・・・・・わかったよ」

 

抱きしめたい。

 

だが 抱きしめたなら もう離すことがいできない。

 

律は その場に立ち尽くしたまま 後ろを向く彼の背中を見つめた。

 

「・・・たまには帰ってきてやっから いい子で待ってなよ。律もマオも・・・。あと 博士、マオを頼んだ」

 

「・・・・・・わかった」

 

黙って見ていた大輔は 深く頷き マオの肩を抱き寄せ「ちゃんと見送りなさい。綾人くんを」と言った。

 

そして 綾人の前方にいたユウキとカナタは彼らに軽く会釈をして歩き出し タキグチとyunは一瞥もせずに進んでいく。

 

「・・・・・・なぁにが「こっち」とか「あっち」だよっ」

 

「本当にふざけんなっ」

 

リュウとユウはそんな五人に怒鳴りつけたが 綾人は背中を向けたまま 右手を挙げて「ばいばい」というように手を振っている。

 

「・・・・・・俺たちは「ここ」じゃ終わらねぇ。確かに俺とユウの目的はここで終了だが もうこっちは足を突っ込んでるんだ」

 

「・・・だよな、それに俺たちは戦力外通知はもらってねぇし」

 

にやり、とリュウとユウは見つめあいながら笑うと

 

「俺たちも行くぜ。またな」

 

「こっからが本番」

 

とマオたちに言って走り出したのだった。

 

「落書き」にコメントありがとう~

 

書きたい気持ちはある

 

でも 「ここ」はなんだか本当に自分の居場所なのかな?と考えることが多い

 

いま

 

モモンガ垢を作り 会話もしたり 裏でDMで話したりしていて そっちが楽しい

 

毎日 充実してる

 

あと 推し活で PYちゃんがくだらないDMにいつでも付き合ってくれるのにも甘えてるww

 

ごめんね、他に推しの話できないの~

 

同じ界隈でも ちょっと私と違うのに付き合ってくれてありがとーーー

 

さて 推しごとでゲームしながら日常をこなします・・・時間が足りなーーいwww