かわいい悪戯 3 | 花の兎 雪の兎~オリジナルと2次元 2.5次元BL~

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日々のあれこれ、気ままに創作、なんでもありのブログかな?

「・・・・ごめんなさーーい」

 

「他にはもうイタズラしてるマスクはないだろうな?」

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

たらり・・・

 

漫画だったら僕のこめかみからは汗が流れている。

 

 

「・・・・・圭ちんが好きな大仏様とか・・・蓮ちゃんが好きなハムハム?」

 

 

大ちゃんは 箱の上にあるマスクを見て ふっ、と笑った。

 

 

「これが大仏? パンチパーマのヤンキー・・・。ハムスターってこんなんだっけ?」

 

「・・・・・シュールに描いたんだからっっ。まったく、芸術が理解できてないな、大ちゃんはっ」

 

 

このまま 怒られるかな、と思ってたけど 大ちゃんと僕にはそういうのはないわけで 「俺もなんか絵を描いとくから こんどはマオがそれをつけて買い物な」で 終わった。

 

 

「・・・・えーーーっっ、なにを描くんだよっ。変なのはいやだからね」

 

「お前が言うか・・・」

 

 

笑いながら大ちゃんは 僕にエコバックを手渡して 手を洗いに流しに向かっていった。

 

 

「俺は絵は書かないなぁ・・・。「恋人います」とか「大輔love」とか?達筆な字で書いてやる」

 

「恥ずかしいよ、それ・・・」