【不登校】登校しぶりさんのきょうだいは２パターンある

親にとって、

子どもが登校をしぶるというのは一大事で

物理的にも心理的にも

登校しぶりのお子さんにエネルギーを注ぎます。

そうなった時に

ちょっと兄弟間のバランスが

悪くなりがちです。

一人にエネルギーを費やすのと

同じようにもう一人にも

エネルギーをかけられるかと言うと、

親御さんのエネルギー量は決まっていて

8割が登校しぶりの方に注がれると

残り2割がもう一人のお子さんに

注がれるというイメージです。

そうなったときに

お子さんが、もし2人きょうだいとして

2人いるうちのお1人が、登校しぶりになられた場合。

私の中の経験値ですが

もうひとりのきょうだいがどうなるか

2パターンあります。

例えば、上の子が登校しぶりになった時、

①下の子が「私も、見てみて！関わって！」と言うアプローチを親にかけてきます。

 

「家の中に私もいるでしょ！」

「家の中に僕もいるでしょ！」

「見てよ！見てよ！」という感じで

結構下の子もアプローチをかけてきます。

下の子も同じように

登校をしぶるというアプローチもありますが

登校をしぶらなくても、

文句をすごく言うようになったとか、

ちょっと荒れてきたとか、

いつまでもゲームばっかりしてこちらが一言

言いたくなったりとか

いつまでも宿題をやらない

という感じです。

もうひとパターンは、全く真逆です。

②下の子がおとなしく何も言わない。妙に聞き分けがいい。

登校しぶりのお子さんに

親御さんの意識が向きがちになったら、

もう一人のお子さんは

今、親は忙しいので、

親に、見て！と言っても

親の時間がなかなかもらえそうにない

と言わずに我慢する事があります。

全く違うパターンです。

どちらのパターンに行くかは、わかりません。

ただ、私が見てきた中で、

「見て！見て！」というタイプ、①の方は

どちらかというとエネルギーいっぱいでパワフルなお子さんです。

兄弟が、いつになったら学校行くようになるか、わからないので

「待っていられないよ！だから、今、見て！構って！」と、アピールするパターンかなと思います。


親御さんとしては、二人ともにエネルギーがかかると、バタバタで、どうしたらいいのだろうかと、頭を抱えてしまいますよね。

私が、常日頃、お伝えしているのは

学校に行かせる方法だけを考えるのではなく、

いかにして、お子さんの状況を安定させるか、

いかにして、やる気がある子にするか、

いかにして、自信がある子にするか、

いかにして、自己肯定感が高いお子さんにするか、

そこを意識した方が、結果として、お子さんの登校しぶりが、改善されたり、

見て！見て！という、他のご兄弟の親への反発や、荒れをぐっと小さくできます。

 

子育て応援していますね。

『不登校の教科書』著者　東ちひろ

登校しぶりさんでも、そうでなくても

最高の新学年の迎え方はコレ！

残５０席！

■～不登校・登校しぶりさんのための～
  最高の新学年の迎え方

＜日時＞３月２６日（火）21:30～22:30
＜内容＞
①不登校・登校しぶりさんの春休み中の気持ちと心理状態
②春休み中に着実に情緒が安定していく、具体的な方法
③情緒の安定度チェック法
④入学式・始業式前日の過ごし方
⑤子育て質問タイム（当日のリアルタイム参加者限定)

＜講師＞東ちひろ
＜参加費＞無料
＜定員＞２５０名様限定　残５0名
＜受付締切＞３月２５日（月）２４時
＜開催方法＞Zoom（お申込の方にZoomURLを案内します）

不登校・登校しぶりさんのための 

最高の新学年の迎え方

■詳細＆お申し込みはこちら

【東ちひろプロフィール】 
公認心理師、スクールカウンセラー、

臨床発達心理士、

（一社）子育て心理学協会代表理事、

元小学校教員、教育委員会勤務。 
東ちひろの講座を受講した方の

お子さんの好転率は１００％、

学校復帰率は７５％。過去２万件の実績。