運命の、11/14(土)。


いつもの私と違って、出かける直前に慌てることもなく、全ての準備が整ってる。


荷物だけじゃなく、どの電車で関空まで行くか、逆にどの電車で関空から帰るかも調べてあるし、


インチョン空港からテージーの家まで、このルートでは一度も行ったことないけど、これも全部調査済み。


バスの乗り換え場所、行き先、何分置きにバスがあるかもしっかりチェック済み。


連日の虚無感から、食欲もないし、時間はたっぷりなのに睡眠もちゃんと取れてないし、


ちょっとやつれてるけど、このままじゃ死んでも死に切れない。


でも逆に、もし私の乗った飛行機が不幸にも墜落してしまったりしたら、それはそれで、私の運命なのかな。



そんなバカなことを一人で考えながら、韓国へ向かう。


飛行機の中でも、勝手に涙が溢れて来て、マスクしてジュルジュル言ってるし、くしゃみもするから周りの人は気が気じゃなかったことでしょう。


朝8:20に家を出て、テージーの家に着いたのは16:00。


とりあえず、インターホンを押してみるけど、テージー不在。


なんだかホッとしてしまう。


今日も仕事だから、遅かったら22:00帰宅だなぁ。


寒いし、どこかお店で待ってようかな。


でも、入れ違ってしまっても嫌だなぁ…それに、この大荷物、どうしよう。


そんなことを考えながら、テージーがまったく話すらしてくれなかったらどうしよう、とか色々考えて、また涙しょぼん



テージーの部屋の前でうずくまっていたら、人が近付いて来る足音が…叫び




まさにそれはテージーでした。


私は彼を見た途端号泣してしまい、テージーは優しく私を抱き上げて、部屋に入りなさいと言ってくれる。


でも、まだ何にも話してないし、テージーの気持ちも聞いてない。


不安な気持ちのまま部屋に入ると、テージーが、


テ「君がここに来る気がしてたよ。でも、何しに来たの?」


私は、かばんからペペロと手紙を出して、テージーに手渡す。


手紙は、ネットの翻訳サイトを使って3,4時間かけて書いた便箋4枚に渡る韓国語の反省文。


それをテージーは20秒ほどで流し読みし、私に微笑みかけました。


キュ「韓国語、おかしくない?って言うか、ちゃんと読んでくれた?これ書くの、すっごく大変だったんだよ。」


テ「韓国語、大丈夫だよ。でもキュブ子、どうして韓国へ来たの?」


キュ「テージーに会いに…」


しばし、爆笑。


テ「でもキュブ子、君は韓国に住むべきじゃないよ。日本でいい人を探した方が、君にとって、幸せだよ。」


キュ「日本の方が暮らし易いのは事実だけど、日本には、テージーがいないもん。


韓国にはテージーがいる。あなたがそばにいてくれるなら、私は韓国で暮らして行ける。」


今回、確信を持って、心からそう思って、それを彼に伝えました。


今まで散々迷って悩んで来たけれど、それは、実際に起こった問題ではなく、私が妄想して作り上げた数々の苦難に対する悩みで、実際に起こるかどうかすら分からないこと。


そんなもののために、一番大事な人を、今私は失おうとしている。


崖っぷちに追い込まれてようやく、自分がいかに愚かで、驕っていて、醜い人間だったかってことに気付かされました。


もう遅いかもしれない、でも、もしテージーが許してくれるなら、私は迷わずあなたに付いていく。


一生懸命テージーに思いをぶつけました。


するとテージーは、いつもの優しい笑顔で私を抱き寄せて、ぎゅーっとして、キスをしてくれました。


私は安堵の気持ちからビービー泣いて、鼻水じゅるじゅるになって、テージーの服を汚してしまって、それでも泣き止むことが出来ずに、やっと泣き止んでも、その日眠りにつくまで、10回くらい思い出し泣きをしました。



今回、渡韓するにあたって、とっても不安な日々を過ごしている間に、ここのブログでお世話になってる方にお話を聞いてもらったりして、とても勇気付けられました。


まだ一度もお会いしていないのに、テージーと別れてしまったら、もう二度と会うことがないであろう現在韓国で奮闘中のアキさんに慰めてもらうべく(?)、メッセージを送ったら、すっごく心のこもったメッセージを何通にも渡って書いて下さって、私はそのメッセージを読むたびに顔から水が溢れ出し、大変なことになってました。


ウタウイヌさんにも、辛くても絶対に諦めない勇気をもらって、お二方様、その説は、本当に本当にありがとうございましたしょぼん


早速、アキさんに、テージーと仲直りできましたのご報告電話をかけて、また泣いて、月曜日に会ってください~ラブラブとデートの約束を取り付け、長かった一日を終えました。



いつもいつも、事後報告ですみません。


素直じゃないなぁと思うけれど、事件が大きければ大きいほど、何でもないフリして他愛ないうさぎ日記書いたりしちゃうんですよね、私。


でも、このブログでいつも励まして下さっている皆さんの言葉は、悩んでいる間ずっと私の心の励みになってくれたし、幸せな日記は、私のグレーな気持ちをキレイにしてくれました。


本当に、ブログをやっていてよかったと思います。


この日記を読んでくれている全員に、ありがとう!!って叫びたいです。


おばかな私だけれど、もう二度とテージーと別れようなんてバカな考えを起こさないように、これからも見守っていて下さい。


よろしくお願いします。