またまたお久しぶりですが、テージーが無事(?)日本に輸入されたのは、
去る8/25(木)のこと。
いつ来るか、いつ来るか、と関空の到着出口で待ってるんだけど、
テージーはなかなか出てこない
ま、もうすぐ会えるんだし
と思って待っているのに、
なっかなか出てこない
他の韓国人はいっぱい出て来てるのになんでー
もしかして見逃してる？とか思って周りを見渡してもいないし。
ひょっとしてなんかあった…？
ちょっと不安になって来た頃、館内放送が。
ざわざわしててよく聞こえないけど、なんだか自分の名前を呼ばれた
ような気がしたんだけど、
まっさかー！不安になってるからそう思い込んでるだけよね
と再び待っていたら、もう一度館内放送が。
今度は耳を澄ませてよーく聞いてみたけど、やっぱりよく聞こえない。
でもやっぱり自分が呼ばれてる気がしなくもない…
どこそこに来てって言ってるんだけど、それも分からないし、
なんとなく気になって、とりあえずANAのカウンターに行ってみたら、
インフォメーションセンターに聞いてって言われて。
インフォメーションセンターのお姉さんに自分が呼ばれた気がするって
言ってみたら、名前を聞かれて、「その放送履歴はないです」って。
ホッとしたんだけど、お姉さんが念のため放送室に問い合わせてみたら、
「その人でしたら今ここにいます。」なんてお姉さんが言い出して…
お姉さん、中国の方らしく、ちょっぴりおかしな日本語で私に、
「お友達が来れなくなりました。詳しく説明しますので下のインフォメーション
センターへ行ってください。」
という内容を言われてびっくり！！！
えー！？飛行機乗ってなかったの？？？
びっくりしてお姉さんに聞いても、ここでは分からないけどとにかく彼は
飛行機に乗っていないと言われて…
どういうことだろう、ってドキドキしながら下へ行くと、ANAの制服来た男女が
私のことを待っていて、慌てる私は彼らに、
「テージーは飛行機に乗ってないんですか？どうして？？」
と聞きました。
でも、どうやら中国人のインフォメーションセンターのお姉さんの勘違いで、
飛行機に乗りはしたけど、入国審査でひっかかった、ってことでした。
入国審査でひっかかるってまたどうして…？？
とりあえず、ANAの人から入国管理局の方に引き渡された私は
無人の廊下をひたすらついて行き、誰もいない狭くて暗い、鍵のかかった
無機質な部屋に通されました。
なんだか、テレビでよく見る「受刑者と面会」する部屋ようなイメージでした。
カウンターを隔てた向こう側のドアから入国管理局の別のお姉さんが出て来て
彼の名前、二人の関係、なぜ日本へ来たのか、日本のどこへ滞在するのか、
などなど聞かれました。
尋問するという感じではなく、普通に聞かれたので普通に答えました。
で、書類に住所や名前、電話番号などを書いたら、お姉さんに、
「恐らく審査が通るので、まだ時間はかかりますが到着口で待っていて下さい。」
と言われました。
ちょっぴり安心して、人気のない廊下をまたすたすた歩いて急いで到着口へ
しばらく待っていると、
とそっくりなテージーが登場
来日にあたってパーマをかけたんだそうです
一難あって入国できた安堵感と髪型が可笑しいのと、単純に会えて嬉しいのと
色んな気持ちが混ざって、会えた瞬間二人で大爆笑したのでした
でも、彼は審査官にかなり怪しまれて怖い思いをしたらしく、電車の中でも、
家に着いてからも、しばらくずっと恐怖感を忘れられないようでした
ま、自業自得です。
だって、住所も分からず、ただ「奈良県の、王寺駅の近くです。」
ビザもなしに、「語学学校に通います。」
どこの学校か聞かれても「まだ決めてないので分かりません。」って。
そりゃー止められるだろう！！！
前にメールで送った日本の住所、どこへやったか分からないって、
おいおいおいー！！って感じです。
とりあえずこんな感じでなんとか無事に韓国産テジコギの輸入に成功しました。
あー疲れた