振り返ってみると果無集落の映像をTVかネットで観たのが
目的地を決めたキッカケだった。
(奈良県ってだけで詳細も調べずに来ちゃったけど…)
行き当たりばったりの運任せが好きなのか?
ただの面倒臭がり&楽天家なのか?
執着せず、縛られず、気の向くまま。
正直、手がかりゼロのところで出会ったから嬉しかった。
私が友人に果無集落について語ると友人も行きたい!と。
熊野参詣道小辺路を登って果無集落へ行くのが主流?!
そして汗だくで登るからこそ感動を呼ぶのでは?!
…とも思ったけど
そんな時間はない。って事でぶ~んっと車で(笑)
05:20 出発 車で果無集落の近くまで。168号線→林道果無線
05:45 果無集落(小辺路)のパーキング到着。(少し迷いました。)
車を停めて少し登っていくと果無集落(にほんの里100選)に。
少しだけでも熊野古道を歩きたいと思い、世界遺産の
果無集落の中を下って行くと険しい山路。
そして、そこには果無山脈を見渡す素晴らしい景色が。
そう、私はこの景色を見たかったのだ!
「天空の郷」と呼ばれる所以に納得。
早朝だから観られるこの景色。
車で来て良かったね。
帰りに林道果無線沿いにある「めん滝」に寄道。
そんなに大きな滝ではなかったけど、
やっぱり滝って癒される!
07:00 十津川村バス停で友人とバイバイ。
ここから各々の一人旅がスタート!
168号線→折立橋を右折し、村道 折立山手谷線
→村道 平谷竹筒線をくねくねと登る。
玉置神社へ行く途中の道に鳥居が。
どなたかが祀られているようだった。
そこの脇には小さな滝が。
08:30頃 玉置神社に到着。
それまではほとんど車と出会わなかったが、
パーキングにはちらほらと車が。
車を降りると観光バスで来ていた白装束のおじさんに
「一人?横浜から来たの?横浜ナンバーの車だし、
女性が一人しか出てこないし、ビックリしたよ~。」と
声をかけられた。
パーキングから境内までは歩いて15~20分くらい。
その間、おじさんとお喋り。
おじさんは愛媛から団体で修験道巡りにきたらしい。
玉置神社は世界遺産!熊野三山奥宮である。
玉置山の九合目、標高約1000mに鎮座。
第十代崇神天皇の時代(紀元前37年頃)に創建。
樹齢三千年の神代杉をはじめ、
杉の巨杉郡(県指定の天然記念物)に囲まれている。
そんな山の深くに立つ社殿はわびさびた風情で
修験道の聖地らしい厳かな雰囲気が漂う。
玉置山の山頂までは境内から歩いて20分くらい。
ちょっとハードな山道ですが、石をご神体とする
玉石社なども途中にあるよ!