そして、いよいよ私たちの本番の時間が近づいてきます(・∀・)



ちょうどこの当日の1ヶ月前に、リハではなく人前で歌う機会がありました。

その時はカラオケだったんですけど、それでも、人前で歌うという事に激しく精神力を消耗して、たった1曲カラオケで歌っただけで服薬ω`)チーン

その現実に対しては、決して暗い気持ちになった、とか、落ち込んだ、って事はなく、自分に対して、このぽんこつぶりって感じでした。


そんな私が果たして、トリフェスと言う大きな舞台で歌えるでしょうか。


来てくれる私たちのお客さんはみんな優しい。

優しいからこそ裏切りたくないし、がっかりさせたくない。

だから私は万が一の事を考えて、たった1フレーズだけしか歌えなくても、その1フレーズが良いものになるように、これまでと違う練習を始めました。

また、当日のサウンドチェックは毎回私が客席側に降りてお客さんの立ち位置に立ち、ZESTの音がどの位置でどのように聞こえるか確認して修正をお願いしていますが、今回は特に念入りに。

ちなみにこのサウンドチェックで、他のバンドさんにZESTのボーカル怖えーーーと言われた事も

もうこの際怖くて結構ですからね(ω)



そしてオープニングの負けないで。


その時の私にとって、イントロの演奏と、私の入りふとした瞬間に視線がぶつかる、これで全部が決まる、と言っても、過言ではありませんでした。


負けないでをこれまでいったい何度演奏して何度歌わせてもらってきたか。

なのに、今回やたら負けないでに拘る私を恐らくメンバーは非常ーーーに謎に思ったと思います。

でも、どの音や声がお客さんに良かったと思ってもらえるか私にはまだまだ分かりません。

それぞれ好みもあるし、胸に響くものも違う。

上物で目立つまさしギターのビブラートを変えてもらったり、負けないでの歌い方を敢えて客観的に教えてもらったり、縦のラインがどうのこうの、ベースのじゅんじゅんに男性コーラスを入れてもらうなど試行錯誤。

私は発売当時から負けないでを歌っているのですが、この27年、一度もちゃんと歌えた事がない、という何とも言えぬ断言が出来るぐらい難易度の高いこの曲。

(ちなみに27という数字がここにも出てきて今驚く)

そして、来てくれる皆さんのことはもちろん、ZARDをあまりご存知ではない会場の方たちにも、このイントロがちゃんとできれば、ZARDの曲に興味を持ってもらえる機会でもあったので、とにかく私たちらしくZARDを伝えられるような演奏にしたい、という気持ちが強かったです。


そして、メンバーと話し合いながら完成した当日の負けないでの入り部分がこちらに。







公式Twitterにはこちらが(・∀・)つ

https://mobile.twitter.com/ZESTofficial1/status/1234487329441505280


裏側はまだまだ続きまーす。

ニーズ無さそう。

 


そして、まだまだ続くため、先に今思うことを書いておくと、今回のセットリストで唯一フルコーラスだったかけがえのないもの。

あの会場の中で、ひとりでも、ライブが終わってからかけがえのないものを聴いたり検索してくれたりしたらいいなぁ、とつくづく思うのです。


ZARDをトリビュートするバンド、コピーするバンドは、好きな曲をずっと繋いで行きたい、とか、ここを伝えたい、あの世界観を味わいたい等、そこにたくさんの想いがあると思います。


私たちZESTは、ZARDの楽曲を思い出し、知り、そして原曲に手を伸ばしてほしい、という思いで12年やって来ており、そこは今も変わりません。

バンド活動、しかも好きな音楽なら楽しそうと思われるだろうな、と感じますが、上記の思いがあるので、私は活動に楽しさは求めてもいない。

それが原因で、つまらなさそう、と言われた事もあります。


でも。


一応、私は真ん中に立ってはいるものの、あれだけ拘ってる作品を演奏して歌うのは怖いし、楽しいなんてとんでもないこの気持ち、ZARDファンの方ならきっと理解してもらえそうな気がします。


前回のブログで、楽しさはいらないやー!って書いた事に対する詳細でした🙆‍♀️






追伸の追伸


動画、私が作ると、ここがダメーこれがNGー何だこれはー!!と思ってしまい、毎回のいつもカット、なんならいつの間にか全編カット、使える歌がどこにもないとなってしまうので、今回は別の視点からメンバーが作成中(`・ω´)

日の目を見ることはあるのかなぁ👀