東方神起のメンバーとして活躍していたものの、所属事務所との争いから離脱、現在はJYJとして活動中のヨンウン・ジェジュン、ミッキー・ユチョン、シア・ジュンスが公演を妨害したとして東京地方裁判所にエイベックスを訴えた。
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JYJの所属事務所代表ペク・チャンジュ氏は「去年エイベックスの契約休止によりJYJが日本で活動できなくなった状況下、JYJの<ワールドワイドアルバム>及びJYJの活動に多大なる声援を送ってくださったファンの皆さんにいつも感謝している」とし「先月3月に起きた震災被害で日本が悲しみに包まれる中、JYJは家族のような思いで哀悼を捧げた。そして皆さんから頂いた声援に応えようと震災復興支援コンサートを企画した。しかし、そんな我々の気持ちとは裏腹にコンサート会場がキャンセルされるという外部圧力があり、コンサートに期待してくださった多くの方にご迷惑をおかけすることになった。大変申し訳なく思う」と伝えた。そして「JYJの公演をキャンセルするしかないと考えたがJYJを見守ってくださったファンの皆様との約束を守るためにも公演を強行することを決定した」と発表した。

JYJのチャリティライブを巡っては、日本の招聘元が当初会場を横浜アリーナと告知していたが突如これを取消し、今月5日に会場をさいたまスーパーアリーナに変更してライブを開催するとしてチケット先行予約を開始した。しかし14日にさいたまスーパーアリーナが「6月7日のイベントについては、当館が会場として表記されているが、当館では利用許可を出しいない」と告知し、既にチケットを予約していたファンはパニックに陥った。またさいたまスーパーアリーナは会場使用許可を出せない理由について「出演予定のアーティストの契約に関する問題が存在している中で、利用許可を出すことは適切でないと判断した」としてAVEXからの圧力があったことをうかがわせたため、JYJのファンの怒りの矛先はエイベックスに向かい、ツイッター上でエイベックスの松浦社長とファンの争いが発生したりもした。

エイベックスは28日、公式ホームページを通じ「東北関東大震災支援チャリティーイベントは、日本国内におけるJYJの独占的なマネジメント権を保有している当社に対し、事前になんらの許諾を求めることもなく企画されたもの」とし「主催者である株式会社ザックコーポレーションとJYJの所属事務所である韓国法人C-JeS ENTERTAINMENT.,Co.ltdに対し、厳重な抗議を複数回行ったものの聞き入れられず、一方的にチケット発売が強行された」と説明、「侵害行為に対して正当かつ当然の対応を行っているにすぎない」として正当性を主張した。またツイッター上での争いについても「当社の代表取締役らに対し危害を加えるとの脅迫行為等がなされている」としてこれを伝えた。

ザック社とC-JeS 社との連名、及びザック社単独で、エイベックスの行為が不当であるとして、東京地方裁判所に2件の仮処分申請がなされていることを明らかにしたエイベックス側は、今後司法の場においてその正当性を主張していくことを明言している。


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