渋谷の駅から空を見上げたら
びっくりするほど美しいうろこ雲が

渋谷の空を浮かんでいました。



ごちゃごちゃした看板がたくさんある
この渋谷にこんなに美しい空が

広がっているなんて
これがまた美しく感じます。



『智恵子は 都会には
空がないと云う … 』



これは高村光太郎の智恵子抄の
一節ですが


東京に空


しっかりとありました。





ビルが高いから手が届きそうな
この都会の空!!

ずーとみていても
飽きません。




でも周りを見ると
やはり渋谷だからか

私のように
空に夢中になっている人は

ほとんど見かけませんでした。






こんなにこんなに美しいのに
もったいない!!

これがいつもの渋谷だなんて
思えないほどの美しさなのに。




空が狭いから
そのビルの合間からみえる青空が

より美しく見えるのに


花火が上がったわけじゃなくたって
自然の雲が

ここまで目を見張るほど美しいのは
秋のうろこ雲だからかもしれません。




うろこ雲の次の日は雨になるって
本当かしら??



刻一刻と変わる空をみつめながら
しばらくここにいたけれど

少し移動してみることにしました。




こちらはヒカリエのそばですが

こちらもとてもきれい。





無機質な近代的な建物と
隙間を埋める青空と雲。




小さな小窓から覗いているような
空の見え方でした。




今日のこの美しい空に
気がついた人は

どれほどいるでしょう。



芸能人のゲリラライブとかは
全く興味ないけれど

こんな空はけして見逃したくない。





こんなに美しい雲をみられるなら
ノイズも雑踏も

一瞬にして
ストップモーションがかかったような


そんな感覚にとらわれました。




ここ数年で一番美しいと感じた空
今日はその記録です。