ありがとう、さようなら。 | *LE CIEL BLEU*  ~コウノトリを待ってる~

ありがとう、さようなら。

お久しぶりです。


実は


去る、2月24日の午前8:04に


闘病中だったつくねが

とうとう力尽きて☆になってしまいました。



皆様にはいろいろとご心配等々いただいたのに

ご報告するのが遅くなってしまってすみません。



私自身、一週間近く経ってやっと

彼の話をするのにも泣かないで済むようになってきました…。




つくね

本当によく頑張ってくれましたよ。


すっかり衰弱してしまって

力なんて全然残っていなかっただろうに

旅立つ前の3日間はなぜかずっと私にべったりで

時間の許す限り、手の上で抱っこしてたのですが


私が用事などで、つくねを降ろそうとすると

気配を察するのか

降ろすなー、とばかりに

ガブリと力いっぱい噛み付いたり


元気だったころのように

ケージをよじ登ってガジガジと出せ出せアピールしたり…


そんな元気があるなら

ちょっとでもご飯を食べてくれるとありがたいのですがね^^;



相変わらず、食欲もまったくなく

そして下痢も治らず、で

やはり日にちが経つとともにどんどん衰弱していき



亡くなる当日の朝にはもう

体温もだいぶ低くなり


肺にもとうとう癌が転移してしまったのか


ハムスターなのに、呼吸がすごくゆっくりになって

プキュプキュ言って


私が触っても、かすかに目を開け

かろうじて手足を動かせるって程度でした。




その日は私もダンナも朝から仕事だったので


とりあえず目が覚めて真っ先につくねの息があることを確認し


病院で教えてもらった簡易酸素室に入れ

(ラップ等で小さめの密室を作り、そこにスポーツ用の酸素を噴出)


ちょくちょく様子を見ながら

人間たちも自分の身支度をすばやく済ませ


家を出る時間になるまで

つくねを抱っこしてあっためて

手足をさすったりしたり、声をかけたり。



そうしてるうちに「出勤時刻」が迫り


泣く泣く、ぐったりしたつくねをタオルに包んで

ペットボトルで作った湯たんぽと共にケージへ降ろして


やたらと場所をとっている回し車を外したあと


ふと、つくねを見ると…


もうお腹が動いていない。


息、してないことに気づきました。




ついさっき、手足を動かしてくれていたのに…。


回し車を外しているほんの数秒の間です。




あわててつくねを抱き上げ


ダンナと二人で

「戻って来い!」と声をかけたり

とんとんと体を叩いてみたりもしたのですが


既にもう、彼は旅立っていました。



私たちが家を出る1分前の出来事です。




もしかしたら

私とダンナが2人揃って

つくねのいるリビングに来る

朝のこの時間まで頑張って


旅立つのを待っていてくれていたのでしょうか。



でも

あんなにいつも「抱っこ」をせがんでいたつくね

どうせなら、私たちの手の上で見送ってやりたかった…。



それがすごく悔やまれます。


ごめんね、寂しかったね。




その日の夜は

つくねのなきがらを私の枕元に寝かせ

初めて3人で一緒に眠りました。



そして翌日


小さな木箱に

つくねと彼の大好物をたくさん入れて

奈良県にあるダンナ実家の大きな柿の木の根元に埋葬。


しばらくの間は大阪と奈良で遠いけれど

来年には私たちもそっちへ行くからね、ってことでね。




昨年の1月29日にお迎えしてから

約1年1ヶ月、という短い時間でしたが

つくねと過ごした時間は本当に幸せでした。

いつもボーっとしていて

でも、すごく人懐っこくて

自分から進んで私の手に乗ってくるような子で。

12月8日に、下あごが腫れているのを発見したときには

まさかこんな重篤な病気だとは思わなかった…


ごめんね、つくね

手術や検査や注射で、いっつも痛い思いばかりさせて。


本当にごめんね

こんなにぼろぼろになっちゃって。

でももう頑張らなくてもいいからね。


ありがとう、つくね。

偉かったね。

どうか

お空の上から

私やダンナ、そしてきなこちゃんのこと

見守っていてくださいな。




…最後になりましたが


つくねのこと

心配&応援して下さった皆様


本当にありがとうございました。


つくねにかわって、御礼申し上げます^^