しんではいけない
しんではいけない
はげしいいたみに気が遠くなるなか
母ぐまは二ひきのこぐまを思い
のうみそのおくの方で
さけびました。

 
 

命の危険と隣り合わせの野に生きる
熊の母子の愛を描いたお話 


 
椋鳩十 作
「母ぐま子ぐま」 

 

 

 

 

今年度初めての読み聞かせは
六年生でした。

 
 
みんな久しぶりに会うと
一回り大きくなったようです。


 
 

動物の目線で書かれた
椋鳩十さんの作品
心惹かれていました。

 

椋鳩十さんは
小説を発表するものの
戦時色濃くなる中
言論統制によって
発売禁止処分に
なってしまったのだそうです。


そこで動物の習性にことよせて
生きることの素晴らしさ
意義を描こうとしたのだそうです。

 

子どもたちの素晴らしい力
それぞれの力を発揮して欲しい
とありし日の椋鳩十さんは
語っておられました。 


 

改めてまた色々な作品を
読んでみたくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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