東風吹かば
匂ひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
菅原道真公が
京都を後にする時に
詠まれた歌として有名ですね
菅原家は天穂日命に起源をもち
曽祖父のときから学問を持って
朝廷に仕える家柄で
道真公は幼少期より才能を発揮し
神童と呼ばれたのだそうです。
五歳で和歌を詠んだと言われています。
(幼少期に詠んだ漢詩)
〜月夜見梅花〜
月耀如晴雪 梅花似照星
可憐金鏡転 庭上玉房馨
月の輝きは晴れたる雪の如し
梅花は照れる星に似たり
憐れむべし金鏡転じ
庭上に玉房の馨れることを
政治の中心で活躍され右大臣までなったものの
身に覚えもない罪により太宰府に左遷
失意のうちにも誠を尽くして
903年2月25日生涯を閉じられたのだそうです。
道真公の死後次々と関係ある人々の不幸や
天変地異が続いたことで
道真公の怨霊が祟っていると噂されるようになったト云います。
今では学問様として祀られる菅原道真公
北野天満宮は全国一万二千社の
天満宮天神社の総本社だそうです。
最近では教科書にも載っているのだそうです。
梅は見頃を迎えようとしていました
光と闇が長い道のりを経て統合を果たし
日本中にたくさんの美しい梅を咲かせて頂いているような
そんな気になりました道真公の魂に感謝