20年くらい前だったでしょうか?

 

「あなたも私も何度も

何度も生まれ変わり

いつかどこかで罪を犯したり

もしかしたら人を殺めたことだって

あったかもしれない。」

 

そう私に話して下さったのは

尊敬する主治医の先生でした。

 

 

そのとき

その内容にはっとしたのでした。 

 

 

どんな状況だったか

はっきりは覚えていないのですが

色々苦悩していたのですね。

 

傲慢にも私は自分は加害者だった

ということは忘れ

被害者としてしか思っていなかった。 

(本来、加害者も被害者もないのだけれど)

 

 

今生でさえ、記憶にはなくても

そんなつもりではなかったとしても

嫌な思いをさせたこともあるでしょうに。

恨まれることもあったかもしれませんのに。

 

 

過去世なら尚更

何があってもおかしくはないのに。

(私は生まれ変わりを信じています。)

 

 

先日、またこのことを詳しく

説明して頂く機会に恵まれました。

仏教的な魂の仕組みの読み解きかたとして。

 

私自身がとてもとても納得したので

お逢いした方にはお話しさせて頂いています。

 

あまりテレビ報道を見ないようにして来ましたが

色々な事件があった時

被害者はもちろんですが加害者となった方の

それまで歩んできた道やご家族やまわりの方々の

思いなどを勝手に感じたりしていました。

 

私がお仕事で出逢った子どもたちの中にも

親が犯罪を起こして刑務所にいて

そんな状況の中で懸命に生きていたり

突然養護施設に入ったと知らされたり

 

またかつては父が保護司だったため

更生していこうとする方の面談をする

父の姿を見ていました。

 

そんなこともあり

その方の状況を知るたびに

ただただ、祈っていました。

 

でも可哀そうだと思うのも

違ったのだと今は思います。

 

みんな自分の魂の成長のために

ピッタリな脚本を描いて生まれて来た勇敢な魂。 

そんな魂の応援団でいるためにも

まずは自分が幸せでいることが

大切だな~と思います。

 

二極性を統合するときを迎えた今

人間関係・パートナーシップはもちろん

そのためにも自分自身の中を

見ないふりをせず統合を丁寧にしていくときですね。

 

 

空、自然、木の画像のようです