我が家は減農薬 減化学肥料米です。

 

かつて私が京都に嫁いだころから

我が家は兼業農家でした。

夫はサラリーマンで

義父が早くなくなり

忙しいためにまわりの方のように

こまめに農薬や化学肥料をやれなかったのです。

やれないまま時が過ぎ収穫のときを迎える。

毎年そんな感じ。

 

 

その頃、私は

農業や医療、教育様々なものが

何だかちょっと変・・・?という思いから

ナチュラルハーモニーさんの講座を受け

農や食について学び、

またNPOの活動でEMについても知り

そんな活動もさせて頂き

少しマクロビオティックも学び

夫に伝えていたのですが・・・

始めは、そんなことは聞く耳を持たない

そんな感じだったのです(笑)

 

でもお米作りを毎年体験しているうちに

私が学んで伝えたことを

夫は体験して体得していってくれたのです。

既に30年以上、自分でお米作りをしているのに

まわりからは素人扱いだということが何だか不思議?

きっと自らの体験から、

本質的にわかっている・・・

それはひいき目かなぁ~?

今もかなり減農薬、減化学肥料です。

 

また

お米作りには様々なエピソードがあります。

田植え機に手を挟んでレスキュー隊を呼んだこと

挟まれた夫は動けないので

田んぼのあぜ道を動きにくい長靴で

公衆電話まで走って行ったのは私

その頃は携帯電話はありませんでした。

救急車で運ばれた夫は幸い何の問題もなく

その日のうちに家に帰りましたが

一週間ほどのちストレスで胃潰瘍になり

入院したのは私でした。

 

またある秋には稲刈りを終えた夕方

家まで帰って来て

コンバインをトラックから落とし

近所の会社の方に

クレーンでつり上げて頂いたこともありました。

 

 

小鳥の親が子どもを守るために

威嚇するように飛んで来たり

そして注意を自分の方に向けるように

巣とは違う方へ飛んでいたこと。

 

有機肥料を撒いて

手が回らず暫くそのままになっていて

やっと畑に行くと

カラスが飛んできてそばにとまり

「くさいくさいあ~くさい」と啼いたこと。

色々なエピソードがあります。 

 

新米の季節になると

改めて日本人に生まれてよかったなぁと

改めて思います♡