最近、よく見かけるのが
コロナ前の世界と
コロナ後の世界について。

新しい生活様式
なんて話もありますね。


アフターコロナの世界では
3密がNGなので
スポーツ観戦はテレビで観ましょう。
音楽もテレビで観ましょう。
5Gなんかもあるから
今までのテレビよりも
より斬新な視点で見ることができるとか。


本当にそうなんだろうか?


本当に見やすさを人は求めているのだろうか?
よく見えることが人を満足させるのだろうか?



もし見やすさを求めるなら
今だってテレビやDVDで見たほうがよく見える。

サッカーはボールを追ってくれるし
重要なシーンはリプレイしてくれる。
会場だと、見る角度によっては
何がなんだかわからないこともある。

そんな感じなのに
人は会場へ行きたがる。

それは
見たいから行くのではなく
体感したいのではないか?

オリンピックだって
あんなクソ暑い中
見えるか見えないか微妙な感じで見るなら
絶対、クーラーガンガンかけた部屋で
テレビで見たほうがいい。
それなのに現地に行きたいのは
みんなで応援したり
その空間を共有体験したいのではないか?

効率だけでは満足出来ない。

人って、たぶん、めんどくさい生き物だ。



なんでそんなことを思ったかと言うと
この前婚活友達の女の子が
「ピクニックでいいからお出かけしたい」
と言っていて。

私も同じことを思ってて。

別に何がしたいとかでもないんだけど
なんか外に出たいみたいな感じ。

風を感じたければ
窓開ければいい、
食べ物は家で食べればいい、
って、そう言う問題じゃないんだよね。

無駄に外で意味もなく食べたい、
ボーッとしたい、
風感じたいとかなんだよね。
その横に素敵な人がいたら
OKみたいな。


と言うことで
アフターコロナの世界は
最初こそあまり接触しないようにしよう
って感じなんだろうけど
やっぱり人は外に出てしまうんだと思う。
体感したいんだと思う。
結局コロナ前と
あまり変わらない世界なんだと思う。

そんな今までと変わらない普通の生活をするんだと思う。


でも、今までと違うのは
そんな普通の生活ができることが
凄いことなんだと
意識できるようになるんだと思う。


そんな世界になるように
今を頑張ろう。