朝、先生から電話。
「容態は変わらないです！ひとまずご安心を…11時頃に救急病棟から一般病棟のナースステーション前の病室に移動するので面会に来られる時はそちらにお願いします」
先生の声聞いた瞬間、ドキッとしたけど病棟が変わるっていう話で一安心。
11時半頃に病院に行ってみました。
ちょうど先生もいたので少しだけお話して。
詳細は3日に、でも今のところ炎症の方も良くなってはいるとのことで。
今は移動の為に鎮静剤を強めているのでほとんど眠った状態なので…と言われて、その後先生が部屋を外したので少し声かけをしていたら急にむせてしまって、ナースステーションでモニターを見て先生が様子を見にきて…
私、忠告されちゃいました(^-^;)
「あの…お気持ちはすごーくわかるんですが、あまり話しかけるとご本人もお話したくなってしまって喋ろうとしてしまうので様子見て遠目で見てあげるようにしてください…(^-^;)」
すみません(^-^;)
お母さん、ごめんね。
少しして父の兄(長男)夫婦が来てくれました。
恥ずかしながら、父方の兄弟間で確執があり長い事会っていませんでした。
なので、少し複雑でした。
会わせて良いものなのか、と。
私にとっては叔父さん叔母さんなのでもう会えないんじゃないかと思っていたので叔母さんと話した時、泣いてしまって。
色々と複雑な気持ちもあり…。
結局、お母さんの顔を見に病室に入ってお母さんも反応はしていて。
内心はお母さんも複雑なんじゃないかなと思いながらもそれを眺めていました。
少しだけにしてもらってあとは病室の外でお話して叔父さん達を見送ってもう一度お母さんの所へ戻ったら眠っているようだったので「あとで来るね」と一声かけて私たちも帰りました。
帰宅して少しお昼寝して、夕方17時半頃また会いに行きました。
朝よりもしっかりしていて、また指先で文字を伝えてきました。
「なんにち」
「31日、大晦日だよ。今朝、栗きんとん作ってみたんだけどお母さんいないから上手く出来なかったみたいですーっごく甘くなっちゃってね…お母さん帰ってきたら一緒に作ろう」
コクン。
「どうしてこうなったの」
「ちょっと風邪ひいてたんだって。我慢しすぎちゃったね。頑張りすぎちゃったね…」
コクン
「いつかえれる」
「今すぐはちょっと無理だけど、お母さんの頑張り次第で早く帰れるんだから頑張ろう、ね！」
コクン
「みんなしってるの」
(叔父さん達のことだ…解ってたんだ)
「…朝、誰来たか解った？」
コクン
「…もしかして、嫌だった？」
コクン
「ごめんね…」
父も「ごめんよ、お父さんが勝手に呼んだ。ごめんね…」
やっぱり嫌だったんだ…。
そりゃそうだよね…ある一件からずーっとずーっとモメてきて、辛い思いしたからね…。
私も本当は昨日、父の姉が来た事、複雑だったし…今日来て貰った事も複雑だった。
ごめんねと手を握るしか出来なかった。
しばらくしてまた指先が動く。
「どこにかえるの」
「退院したら？」
コクン
「家だよ、だけど5階まではやっぱり嫌？」
コクン
「田舎、帰りたい？」
ううん、と首を横に振る。
「5階じゃない家…考えるよ」
現実問題、簡単な事じゃないけどそうしか言えず。
流動食の時間でもあり、うつらうつら眠たそうにしていたので少しして
「帰るね、また明日来るから！はい、じゃあね！ギュッてして」
ギュッとされる手の感触。
また明日。
お母さん。
お父さんが勝手に色んな人に言っててごめんね。
モメて嫌な思いしてきたのになんで今会わなきゃいけないんだろうってきっと思ってるよね。
お父さん止めたかったのに止められなくてごめんね。
面会拒否させたかった。させればよかった。
嫌な思いさせてごめんね…。本当にごめんね。
早く帰りたいね。
どうしてこんなことになっちゃったのかって、どうして私ばかりこんな苦しい思いしなきゃいけないのって思ってるよね。
辛いね…ごめんね…。
家に帰れるのか心配なんだよね、今の自分じゃもう5階には行けないって気持ちなんだよね…
今のおうちには帰ってこられないかもしれないけど、みんなで過ごせる家見つけられたらいいなと思っているよ。
すぐに見つけるからなんて言えない事だけど、家族みんなでゆっくり過ごせる家、何とかするから。
頑張ろうね。
明日はもう2015年だよ。
お母さんがいない年末なんて初めてだからなんだか変だねって言いながら、おそば食べたよ。
ちゃんとお煮しめ作って、お雑煮用のお汁も作って、蒲鉾も伊達巻きも切って黒豆は買ったの出して…ささやかにお正月料理用意したよ。
お母さんとゆっくり過ごす為に早々とお正月料理のお買い物済ませてたからね、無駄にしちゃいけないって思ってちゃんと準備した。
もうすぐ2015年の始まり。
新しい一年も頑張ろうね。
このブログを読んで下さっている皆様。
本年も有り難うございました。
今年の夏…悲しいお別れもありました。
新しい出会いもありました。
2015年も色々な事があると思いますが、皆様にとっても良い一年となるようお祈りしております。
皆様、良いお年を！！
「容態は変わらないです！ひとまずご安心を…11時頃に救急病棟から一般病棟のナースステーション前の病室に移動するので面会に来られる時はそちらにお願いします」
先生の声聞いた瞬間、ドキッとしたけど病棟が変わるっていう話で一安心。
11時半頃に病院に行ってみました。
ちょうど先生もいたので少しだけお話して。
詳細は3日に、でも今のところ炎症の方も良くなってはいるとのことで。
今は移動の為に鎮静剤を強めているのでほとんど眠った状態なので…と言われて、その後先生が部屋を外したので少し声かけをしていたら急にむせてしまって、ナースステーションでモニターを見て先生が様子を見にきて…
私、忠告されちゃいました(^-^;)
「あの…お気持ちはすごーくわかるんですが、あまり話しかけるとご本人もお話したくなってしまって喋ろうとしてしまうので様子見て遠目で見てあげるようにしてください…(^-^;)」
すみません(^-^;)
お母さん、ごめんね。
少しして父の兄(長男)夫婦が来てくれました。
恥ずかしながら、父方の兄弟間で確執があり長い事会っていませんでした。
なので、少し複雑でした。
会わせて良いものなのか、と。
私にとっては叔父さん叔母さんなのでもう会えないんじゃないかと思っていたので叔母さんと話した時、泣いてしまって。
色々と複雑な気持ちもあり…。
結局、お母さんの顔を見に病室に入ってお母さんも反応はしていて。
内心はお母さんも複雑なんじゃないかなと思いながらもそれを眺めていました。
少しだけにしてもらってあとは病室の外でお話して叔父さん達を見送ってもう一度お母さんの所へ戻ったら眠っているようだったので「あとで来るね」と一声かけて私たちも帰りました。
帰宅して少しお昼寝して、夕方17時半頃また会いに行きました。
朝よりもしっかりしていて、また指先で文字を伝えてきました。
「なんにち」
「31日、大晦日だよ。今朝、栗きんとん作ってみたんだけどお母さんいないから上手く出来なかったみたいですーっごく甘くなっちゃってね…お母さん帰ってきたら一緒に作ろう」
コクン。
「どうしてこうなったの」
「ちょっと風邪ひいてたんだって。我慢しすぎちゃったね。頑張りすぎちゃったね…」
コクン
「いつかえれる」
「今すぐはちょっと無理だけど、お母さんの頑張り次第で早く帰れるんだから頑張ろう、ね！」
コクン
「みんなしってるの」
(叔父さん達のことだ…解ってたんだ)
「…朝、誰来たか解った？」
コクン
「…もしかして、嫌だった？」
コクン
「ごめんね…」
父も「ごめんよ、お父さんが勝手に呼んだ。ごめんね…」
やっぱり嫌だったんだ…。
そりゃそうだよね…ある一件からずーっとずーっとモメてきて、辛い思いしたからね…。
私も本当は昨日、父の姉が来た事、複雑だったし…今日来て貰った事も複雑だった。
ごめんねと手を握るしか出来なかった。
しばらくしてまた指先が動く。
「どこにかえるの」
「退院したら？」
コクン
「家だよ、だけど5階まではやっぱり嫌？」
コクン
「田舎、帰りたい？」
ううん、と首を横に振る。
「5階じゃない家…考えるよ」
現実問題、簡単な事じゃないけどそうしか言えず。
流動食の時間でもあり、うつらうつら眠たそうにしていたので少しして
「帰るね、また明日来るから！はい、じゃあね！ギュッてして」
ギュッとされる手の感触。
また明日。
お母さん。
お父さんが勝手に色んな人に言っててごめんね。
モメて嫌な思いしてきたのになんで今会わなきゃいけないんだろうってきっと思ってるよね。
お父さん止めたかったのに止められなくてごめんね。
面会拒否させたかった。させればよかった。
嫌な思いさせてごめんね…。本当にごめんね。
早く帰りたいね。
どうしてこんなことになっちゃったのかって、どうして私ばかりこんな苦しい思いしなきゃいけないのって思ってるよね。
辛いね…ごめんね…。
家に帰れるのか心配なんだよね、今の自分じゃもう5階には行けないって気持ちなんだよね…
今のおうちには帰ってこられないかもしれないけど、みんなで過ごせる家見つけられたらいいなと思っているよ。
すぐに見つけるからなんて言えない事だけど、家族みんなでゆっくり過ごせる家、何とかするから。
頑張ろうね。
明日はもう2015年だよ。
お母さんがいない年末なんて初めてだからなんだか変だねって言いながら、おそば食べたよ。
ちゃんとお煮しめ作って、お雑煮用のお汁も作って、蒲鉾も伊達巻きも切って黒豆は買ったの出して…ささやかにお正月料理用意したよ。
お母さんとゆっくり過ごす為に早々とお正月料理のお買い物済ませてたからね、無駄にしちゃいけないって思ってちゃんと準備した。
もうすぐ2015年の始まり。
新しい一年も頑張ろうね。
このブログを読んで下さっている皆様。
本年も有り難うございました。
今年の夏…悲しいお別れもありました。
新しい出会いもありました。
2015年も色々な事があると思いますが、皆様にとっても良い一年となるようお祈りしております。
皆様、良いお年を！！