本日2回目の投稿です。

痛ましいニュースの後で、

心があたたまる
勇敢な男性の話が
abcニュースに掲載されていたのでご紹介します。
事件についての記事は→こちら

以下はabcニュース(英語)を簡単に日本語で訳し、
まとめたものです。

abcニュースの映像リンク先は記事の最後に紹介しています。


【ヒーロー①】
事件の大混乱中、
パニックになっている母親と
その赤ちゃんと子どもを助けたひとりの男性。

一緒に来ていた
フィアンセと離ればなれになってしまった母親は
近くに通った19歳の男性に助けを求め
男性が母親と子ども達を外に連れ出したときに
助けたその男性は犯人に足を銃で撃たれた。

母親と子ども達は無傷。
彼女達を助けた男性も病院で手当後、退院。


【ヒーロー②】
犯人が
銃で乱射後、いったん車に戻り
他の銃を取りに行っている間、
顔を射たれた女の子と彼女を救出しようとしていたその友達を
違う男性が援助。

車から戻った犯人が
再度シネマに入ろうとしたのを目撃したその男性は
犯人が入ろうとしていたドアを閉めた。
犯人はドアを何度も叩いたが
中に入ることをあきらめたため
その男性がとった勇敢な行動は
シネマに残っていた多くの人を救ったこととなる。


【ヒーロー③】
今回の事件とは別の現場(ニューヨーク)にて。(先週)

3階の窓のクーラーの上で遊んでいた自閉症の女の子を
バスドライバーが救助。
騒ぎになっていた周りにはそのバスドライバーの他にもいたが
キャッチしようとしたのはその男性のみ。


いずれもabcニュースに取り上げられた
ヒーローの3人は、興味深いことに皆、黒人男性でした。

abcニュースの後半に出て来る
ヒーローイマジネーションプロジェクトの研究者は、
黒人男性が他の人を手伝おうとするケースが
白人男性の8倍。
ラテン系男性が白人の2倍。
と報告しています。

黒人がよく事件の加害者として大きく取り上げられますが、
(実際、多いのかもしれませんが)
今回のコロラドの乱射事件のうち、
2人の黒人男性が勇敢にも他の人を助けたという話を考えると、

人種、肌の色に関係なく、
人を助けたいという心の優しい特質は、
どの人にもある、ということを忘れたくはないと思いました。

事件後、心が沈んでいるときに聞いたニュースで
少しだけ救われたような気がしたので
皆さんにも是非お知らせしたいと思いました。


この話について詳しくは→abcニュースにて
(アメリカのニュースが海外では見られない場合があります。
 日本の誰か、映像が見れたらコメントください。)