日本の運転免許を持つさっちゃん、コロラド州の運転免許を取りに行って来ました。①

のつづき。


自宅に戻って
さっそく運転練習するかと思いきや

べビちゃんがウトウトとしだしたので
一緒に朝寝。

実は、その日
『朝からなんかちょっと調子悪かったのよね~。』

そしてお昼を過ぎ、
ダーリンがブレーキランプを直しに行ってくれて
帰って来たところで

やっと、
ダーリンの短時間集中ドライビング講習開始。



そりゃーもうさっちゃん必死だったわ。

遥か昔とは言え
日本の厳しいドライビングテストをパスし、
日本で一応運転していたのに

ハンドルが ㊨ から ㊧ になって
若干、交通ルールが違うからといって

標識がすべて英語だからといって


落ちる訳にはいかないじゃない!!!


車が道路を走る速度が日本より早いかといって

ビビる訳にはいかないのよ!!


『1回でパス合格しなくちゃだめなのよ~!!』


近所の大きな道路を走ったり
運転試験場の周りを練習したわよ。


そして、ベビをグランマに預けてあかちゃんまん →  )

いざ試験会場へ。ブ~・・・(車)。



朝とは違う試験管だったけど

どんなふうに始まるか
朝来てわかっていたので

堂々とエンジンかけてから

とうぜんだけどね。)

ウインカーを出して、ブレイキを踏んだわよ!

『もう、ワイパーなんて動かさないわ~。」
(恥ずかしい過去だわ。でも過去は過去よ~。)

『見てらっしゃい!!』


ペーパーテストはダーリンの通訳があったけど
ドライビングテスト
とうぜん試験管とさっちゃんの2人きり。

運転の練習はみっちりダーリンとしたので
(1時間くらい)
心配ないと思ったけど

問題はさっちゃんが試験管の英語を理解できるかなのよね。

さっそく車に乗った試験管の女性は
『車内が暑いわ~。クーラー効かないの?』
って言ってきて

『車がオンボロなので
すぐに効かない、そのうち涼しくなる。』
ってことを言いたいのだけど

まさかそんなこと言われると思っていなかったので

『こっちはクーラーどころではない。
 暑さなんて気にするな!』なんて言えず、

ちゃんと説明できないまま出発。

駐車場から道路に出て

さっちゃんとしては滑り出し順調、
そして最初の課題が出される。

試験管が
『左折するので車線変更して
 でも左折ラインが2つあるから手前に入って』

みたいなことを言われ一応聞き取ったはずだったけど

手前ってところをスルーしてしまい、
違うラインに入ってしまい、
慌てて気がついてラインを入り直してしまう。

試験管がどうやら評価用紙にチェックしてる。

『Oh~No~。やばいよ、しょっぱなから間違ったよ~』

そう思って、

今さらとは思ったけど
『シンプル英語でお願い』って懇願してみる。

試験管が少しふざけて
『右!左!ストップ!!』ってジェスチャー付きで言い始める。

『そこまでシンプルじゃなくてもいいんだけど~ 』


と思ったけど、

『まっ、いいっか』と運転に集中。

車両の多い、大きな道路を少し走ったあと、
ちょっと中の住宅街らしきところを走った。

田舎道なら簡単。
徐々にさっちゃんに余裕がでてきて、
『これなら受かるんじゃないかい?』って思い始める。

だがまだわからない。

そうこうして
運転を開始してから15分くらいで
出発した駐車場に戻る。


車をパーキングスペースにぴったり止めたところで

助手席に乗っていた試験管が


・・・



親指をオモイっきりたてて、


グー ぐぅ~。とした。


『 You~、合格 だよ』って。


ジャニーズのテストのとき
ジャニーさんから言われるのも
こんな感じなのかなって思いながら、

『やった~ 合格

駐車場で待っていたダーリンに

同じくグー ぐぅ~。としてみた。


そうしたら、試験管から

2点マイナスの98点であったことと、

最初の1ヶ所の車線変更で確認が出来ていなかった意外、


『Youは、ちゃん出来てたわよ。』とすごく褒められた。


『わお~、こんなに褒められるなんて、
 もうアメリカばんばん運転しちゃうわよ~』
『英語が完璧だったら、100点取ってたわよ~』

なんて思っちゃったさっちゃんなのでした。合格

祝 めでたしめでたし。



感想と補足:私が住む街は田舎なのでテストが比較的簡単らしいです。でも、日本と違って車庫入れや、複雑なテストがないのですごく簡単でした。

長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました。





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