おはようございます、根本 沙璃(さり)です。
【五節氣 清明(清明)】
本日~4月18日ごろまでを指します。
清明は、すべてのものが、清らかで生き生き
とする様を表しています。
大地を、草花が覆い、いよいよ本格的に
芽を出してかわいらしく顔を
のぞかせてくれた草花も、ぐんぐん
伸びて、種類が判別できるようになります。
この時期には、海を渡ってつばめがやってきます。
また、4月の半ばを過ぎる頃、空に初めて
虹がかかるころでもあります。
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【清明の開運フード】
旬の物を食べるのは
エネルギーがもっとも高いので、おすすめです。
清明の時期のおすすめは
・みつば
野草を摘んで食べていたみつばを
栽培し始めたのは、江戸時代なんだそうです。
香りが良く、食欲を増進するみつばは
日本原産の野菜です。
消化を促し、胃の負担を軽減する
力を持っています。
生で刻んで、お味噌汁の上にパラパラと
かけると、味噌の香りも引き立ちます。
・かつお
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この時期のかつおは、脂が少なく
さっぱりとした味で、タタキにするのがおすすめ。
血液を作ってくれるので、爪や髪に
つやをもたらします。
おろししょうがと、青ネギを刻むと美味。
なお、上の2点に加えて、長ネギ、味噌を
投入してかつおと一緒に粘りが出るまで
叩いたものが、千葉県の郷土料理の「なめさんが」です。
★オマケ
4月8日は、お釈迦様のお誕生日
灌仏会(かんぶつえ)です。
花が咲きにぎわう季節なので、「お花祭り」と呼びます。
お釈迦様は、生まれてすぐに立ち上がり
7歩歩いて、右手で天を指し、左手で地を指し
おっしゃられました。
「天上天下唯我独尊」ーてんじょうてんがゆいがどくそん。
昔の暴走族たちの旗は、これを文字ったのですね
尊の字を、走に(笑)。
天上天下唯我独尊の意味は、
「天の上にも、天の下にも、ただ、我、独りとして尊し」
(私たちは)ただひとりの、誰とも
代わることのできない人間として
何一つ加える必要もなく、この命のままに
尊いのだ、ということです。
この時のお姿が、誕生仏と呼ばれ
花祭りの時に置かれます。
誕生仏の上へ甘茶を注いでお祝いします。
この時期になると、仏閣のあちこちで
甘茶のお祝いに参加できるのですが
コロナの関係で、中止になるところも多いようです。
心の中で、お釈迦様のご生誕をお祝いしようと思います。
それでは、緑あふれ、潤い豊かな
晩春を、思う存分満喫しましょう!