根本 沙璃（さり）です。
二十四節気のコラムをお届けします。
本コラムを通じて
季節の移ろいを味わい
母なる地球とのつながりを
感じていただけましたら、幸いです（＾＾
【六節氣 穀雨（こくう）】
４月１９日～５月４日ごろまでを指します。
穀物を育てる春の雨が降り注ぐころで
百穀を潤す雨、という意味です。
しとしとと、降り続く長い雨に
なることが、多い時季です。
この雨は、穀物に限らず
草花を潤し、育ててくれます。
ちなみに、穀物を育てて
くれる雨を瑞雨（ずいう）
草木を潤す雨を
甘雨（かんう）というそうです。
穀雨は、春の季節の
最後の二十四節気です。
一雨ごとに、緑が深さを増す様が
私たちに、伸び行く力を与えてくれます。
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【穀雨の開運フード】
旬の物を食べるのは
エネルギーがもっとも高いので、おすすめです。
穀雨の時期のおすすめは
・眼張（めばる）
飛び出しそうなくらいに大きな目に
親近感を覚えるのは、私だけでしょうか（笑）。
生息する場所で、体の色が異なる魚です。
メバルは、脂肪が少なく淡泊な白身魚で
お刺身の他に、煮つけや塩焼き
ムニエルに唐揚げにしても、美味です。
メバルに含まれているタンパク質は
白血球などの免疫細胞や
気管支の粘液を正常に保ち
成長を促進させて、免疫細胞の
働きを活発にする力があります。
また、ウィルスの侵入を防ぐ効果がある
ビタミンＡに、増殖を阻止する
インターフェロンの生成を
促進してくれるつわものです。
コロナ対策にも、
強い味方になりますね。
・こごみ
うずまき状に丸まっている
草ソテツの若芽です。
栄養価が高く、がん予防や
老化防止に役立ちます。
免疫力を高めて風邪の予防や
美肌効果も！
血圧を正常に保ち
腸内環境も整えてくれる優れモノです。
やわらかくてクセがないので
アク抜きの必要もなく
さっとゆでるだけで
おいしいお浸しになります。
独特の歯ごたえがクセになりますね♪
★オマケ
日本人の情緒の深さは、世界に
誇るべきものと言えます。
自然界への名称の豊かさが
それを物語っています。
雨の呼び方が、なんと４００種類を
超えるというから、驚きです！
（私は知りませんが・笑）
雨にも、いろいろな特徴がありますが
それに、名前をつけて読んでいるんですね。
ちなみに、雪と氷の国に住むアラスカ州の
イヌイット（エスキモー）民族は、雪を
１００種類以上に分けて呼ぶそうです。
自然現象の呼び名の数が多いほど、
その民族や国土の特徴が反映されるようです。
日本は、弥生時代以降から
稲作中心の国となりました。
お米にとっても、雨は貴重なもので
そのような背景があるのかもしれません。
子どものころは、雨に降られることに
喜びを感じていたことを思い出しました。
それでは、新緑まぶしく輝きに
満ちた晩春を、身体いっぱい吸い込みましょう！
根本沙璃が提供する、運命学カウンセリング