根本沙璃(さり)です。

 

ざっくりですが

 

私たちの意識は、二重構造になっています。

 

 

 

 

今、自分自身が信じている

 

「自分」とは、表層的な部分の自分であって

 

これは、育った環境や、関わった

周囲の人たちの価値観や考え方

 

ひいては、潜在意識のつながりから

影響を受けています。

 

 

あたかも、自分の考えのように

思い込んでいるけど、実は他者と

影響しあっていて

 

そこからの借り物である可能性があります。

 

では、真の自分とはなにか?

 

 

それは、魂そのものであり

また、このように呼びます。

 

 

 

神性

 

仏性

 

良知

(など)

 

 

 

そんな内なる神性、仏性、良知に

目覚めるには、通過儀礼があります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

挫折

 

絶望

 

無力感

 

 

 

などの

 

 

 

超~~~~残念!!

 

 

な状態を経験することです。

 

もう、消えてなくなってしまいたい

と思うほどの、です。

 

 

これを、心理学の言葉で「去勢」と言います。

 

動物の去勢手術、と同じ字の去勢です。

 

その理由は、、、

 

人は、自分の努力とか、実力とか

才能とか、自分が持っているものや

 

自分の力の範囲内でいろいろと

できると、どこかでエゴ(小我)が

出てきて

 

自分に酔うんです(笑)

お山の大将的になるわけです。

 

しかし、これらの自分の努力とか

実力とか才能とか、自分が持っているものや

 

自分の力の範囲内でも、どうしようも

ないことに直面すると

 

 

無力感を体験します。

 

 

 

そのとき、自分だけの力で

 

生きているのではないのだ

 

という謙虚さがわいてくるのですね。

 

 

この謙虚さが出ることで

 


大いなる何かの存在を

 

感じざるを得なくなります。

 

 

 

そのとき、大いなる存在の支援を

受けていることに気づくわけです。

 

 

人は、己の無力を知ったとき

最大の力を発揮する

 

これが、本来の他力本願です。

 

自分だけでがんばっていても

ある程度の結果が出たり、望むことが叶います。

 

しかし、この絶望、ダメダメ体験をすると、

圧倒的な支援を得られるんですね。

 

真の自分に目覚める登竜門

それは自分の無力感を受け入れたとき

 

というわけでございます。

 

もし、今あなたが無力感を感じている

としたら、それは真の自分に目覚める

準備ができたからかもしれません(^^